感染が拡大している百日咳の秋田県内の患者数は50人で、1週当たり過去最多となった前週に比べ3人減りましたが、依然高止まりで推移しています。
百日咳は咳が長引く点が特徴で、主に子どもがかかる感染症です。乳児がかかった場合、重症化して死亡する恐れがあります。
5月19日から25日までに報告された県内の百日咳の患者数は50人で、過去最多の53人が確認された前週より3人減ったものの、依然高止まりで推移しています。
保健所別では、横手が20人と最も多く、次いで秋田市が14人、由利本荘・湯沢がそれぞれ5人、大仙が4人、大館・能代がともに1人でした。
一方、感染性胃腸炎の患者数は県全体で1医療機関当たり4.77人と、前週の1.7倍に増えました。
前週に1医療機関当たりの患者数が5類に移行されて初めて1を下回った新型コロナウイルスは、さらに減り0.64人となりました。