自転車に乗る子どもたちの頭を守るヘルメット。使っていますか?

40代(子どもは5歳・3歳):
かぶっている子は全然見かけない印象がありますね
40代(子どもは13歳・6歳):
最近はしないことが多い。サイズが入らなくなったので、大きくなったし、いいかなって
北海道は装着率わずか2%…「必須です」自転車"ヘルメット"
北海道の条例では着用を"努力義務"としているが、民間の調査では着用率は全国最低の2%。

道幅が広く交通量も少ないことなどから、着用する人が少ないとみられている。学校や警察と連携し、事故防止の研修などを行う専門家は、必ず着用してほしいという。
事故防止の研修などを行う 上西一美さん:
ヘルメットを着用するのは必須です。転ぶ時に受け身をとるか、何かにしがみついてしまう。人の習性として、(事故にあったら)ハンドルを握りしめてしまう。握りしめたまま倒れてしまうので頭をかばえない

自転車事故"死亡の6割"が「頭に致命傷」
警察庁によると、自転車事故で亡くなった人の約6割が頭部に致命傷を負っている。大切なヘルメットだが、こんな声も…
30代(子どもは8歳・6歳):
選び方を知りたい。あんまりよくわからないので
30代(子どもは6歳・3歳):
着け方まで知らない。普通にカチッとするくらいしかわからない
選ぶポイントは"痛み"と"すき間"…正しく装着を
札幌の自転車専門店に、ヘルメットを選ぶときのポイントと正しい着用法を教えてもらった。
サイクルプラザ 横沢武志さん:
(ヘルメットには)形、大きさ、様々あるので一度かぶって合うものを選んでほしい
ヘルメットを選ぶ際に確認してほしいポイント。
1. 痛くないか
2. すき間なく着用できているか

熊坂友紀子 記者:
私としてはピッタリしている感じ
サイクルプラザ 横沢武志さん:
一見ちょうどよくかぶれているように見えますが、横のところに指が1本入るすき間、後頭部には指が2本入るすき間がある
頭とヘルメットの間にすき間がなく密着しているか、確認が必要。そして正しい着用法も聞いた。

サイクルプラザ 横沢武志さん:
誤ったかぶり方としては、おでこが見えてしまっていること。守りたい部分が守れていなかったり、大変危険があります。ヘルメットのつばが眉の上にきていること、これが正しいかぶり方になります
そして、ヘルメットのストラップがゆるんでいないことも大切なポイントだ。

夏休みに安心して過ごすために子どもたちのヘルメット、一度確認してみてはどうだろうか。
(北海道文化放送)