飛行機のすぐ近くに落ちる稲光。

 新千歳空港では、8月8日昼過ぎに活発な積乱雲が通過し、空港周辺で落雷が相次ぎました。

 この影響で、2便が欠航しています。

 8月8日の北海道は、上空に寒気を伴った低気圧の影響で、大気の状態が非常に不安定となっていて、各地で大雨や落雷に見舞われました。

 苫小牧市では、空が暗くなるほどの巨大な積乱雲に覆われました。

 この雲の下では、視界がかすむほどの強い雨が降り、車はライトをつけながら慎重に走っていました。

 苫小牧市や安平町、厚真町では、雷の影響で100戸が停電しました。

 観測された1時間降水量は、積丹町で41ミリ、十勝の更別村で36ミリなどとなっています。

 この大雨の影響で、JRは根室線と釧網線の8本で運休が発生していて、8日夜にかけて影響が続く見込みです。

 8月9日の明け方までは大気が非常に不安定で、特に太平洋側東部では1時間に50ミリと非常に激しい雨の恐れがあります。

 その後、8月11日にかけての3連休も、変わりやすい天気が続くため、天気の急変に注意が必要です。

北海道文化放送
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