2022年も6月半ばとなり、各地で梅雨入り。そこで、梅雨時も上手に洗濯をするため、注目のコインランドリーや最新家電、そして“洗濯王子”に、洗い方・干し方のコツを伝授してもらった

コインランドリーで…布団を手軽に丸洗い!

フトン巻きのジロー長野広徳店
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まずは「フトン巻きのジロー長野広徳店」を訪れると、店内の洗濯槽の中では丸洗いされる敷布団が…。ここは栃木に本店を置くコインランドリーチェーンで、2021年11月、県内に初めて出店した。
店名が示すように、衣類だけでなく、布団を洗濯・乾燥できるのがセールスポイントだ。通常では難しい「綿の敷布団」も丸洗いできる。
また、「セルフ」の他に、プラス500円で常駐スタッフに「おまかせ洗い」を頼めるのも売りの一つだ。

布団を丸洗いできる

フトン巻きのジロー長野広徳店・南澤舞夏さん:
一番の強みは、敷布団が丸洗いできて、その日のうちにフカフカの布団で寝られることです

天日干しが難しい季節。記者も綿の敷布団の「おまかせ洗い」をお願いした。
敷布団は形崩れしないよう専用のネットで巻き、洗濯機へ。除菌・殺菌の効果があるとされるマイナスイオン水で洗う。洗い終わったら、形崩れを防ぐ敷布団専用の乾燥機に入れ、上からの熱風で乾かす。この後、ドラム式乾燥機で仕上げの乾燥をして、熱を冷ましたら完了だ。所要時間は2時間程度だった。

丸洗いを終えた布団を、洗濯前と比べると、ふくらみの差は一目瞭然。とても厚みが出てフカフカしている。平日は午後2時までに受け付けを済ませば、その日のうちに丸洗いした布団を受け取ることができる。

フトン巻きのジロー長野広徳店・南澤舞夏さん:
洗えないと思う方がいっぱいいて、いざ洗うと綿の布団は、すごいフカフカに仕上がるので喜ばれます。是非、布団を丸洗いして、フカフカの布団で良い眠りについてください

売れ筋は…衣類の乾燥除湿家機 商戦早く

エディオン長野青木島店

一方、家電量販店では、除湿対策ができる商品の動きが活発になっている。

エディオン長野青木島店・北村亜津美さん:
暑さも相まって、比較的早く(除湿家電を)購入しているお客さまが多い。6月の5日間で、5月1カ月分の売り上げを超えるほど

この時期、一番の売れ筋は衣類の乾燥もできる除湿機だという。

エディオン長野青木島店・北村亜津美さん:
洗濯物が乾かなくなり、家の中でもカビが繁殖する時期になるので、洗濯も干せて、除湿もできるということで人気

部屋干しの洗濯物をパワフルな風で1~2時間で乾かすものが多く、夏は冷たい風、冬は暖かい風が出るタイプも人気だ。速乾5分で暖まるという商品も。

湿気を取り、ダニの繁殖も防ぐ布団乾燥機は、軽くてコンパクトなものが売れ筋だ。また、洗濯機は乾燥もできるドラム式が相変わらず人気だが、中国のロックダウンなどの影響で供給が不安定で「買い替えはお早めに」とのこと。

“洗濯王子”に聞く 嫌な臭いを防ぐ「3つの量」と「すすぎ」

この時期、どうしても多くなる部屋干し。エアコンや除湿器の大手メーカー「ダイキン」のアンケートでは、多くの人が部屋干しの際の生乾きや臭いに困っていると回答している。

そこで、“洗濯王子”の愛称で知られる洗濯家・中村祐一さんに、部屋干しについてアドバイスをしてもらった。

洗濯家・中村祐一さん:
梅雨時の臭い、部屋干しの臭いは、汚れが落ちていないのが最大の原因

厄介な臭いの原因は、汚れが残っていて、雑菌が繁殖するから。中村さんはまず、きちんと汚れを落としてほしいと話す。

洗濯家・中村祐一さん:
汚れを落とすときにポイントがある。「3つの量」と「すすぎ」とお伝えしている

「3つの量」とは「衣類・水・洗剤の適切な量」のこと。まず洗濯機に入れる「衣類の量」は…

洗濯家・中村祐一さん:
いっぱい入れないよう、半分くらいから8分目くらいまでに入れてもらう

そして「水の量」は、水が止まって洗濯機が回り出す時に、一度、水の量が十分かチェックすることが重要だという。

水の量が十分かチェックするのが重要

洗濯家・中村祐一さん:
ここで1回(水の量を)見てもらうと、実は濡れてないところが出るくらい節水してる洗濯機がすごく多い。水面より衣類が出てる場合は、水量を洗濯機の設定の1段階、もう1段階上に水位を上げてもらうのがポイント

そして3つ目の「洗剤の量」は、過不足なく、水量に合わせた規定の量を入れる。

続いて、「すすぎ」のポイントは…

洗濯家・中村祐一さん:
実はすすぎ、3回した方が良いです。3回を基準に洗濯をしてもらうと、嫌な臭い、黄ばみを防ぐことができる

すすぎが十分でないと汚れや洗剤が残るため、中村さんは3回のすすぎを推奨している。

最後に、干す時の注意点も聞いた。

洗濯家・中村祐一さん:
ポイントは3つで、1つ目は温度が高い方が乾きやすい。2つ目は湿度が低い方が乾きやすい。3つ目は空気の流れ。3つを意識して干してもらうと乾きやすくなる

空気の流れは扇風機や換気扇でもつくることができる。そして、実際に干す時は、表面積を広げることが大切だ。

洗濯した衣類同士の間隔をあけた上で「シャツの襟は立てる」「タオルはずらす」など、空気の流れに触れる面積を増やすように干す。こうすると、生乾きを防ぎ、臭いも抑えられる。

洗濯家・中村祐一さん:
干し方ではなく、洗い方にフォーカスをするのがおすすめ。臭いが出たら洗濯を見直すサイン。もう一度、洗濯のやり方を見直していただくと、より気持ちの良い服が着られるかな

シトシト・ジメジメが続くが、コインランドリーを上手に利用し正しい洗い方をすれば、布団も衣類も快適な状態にすることができそうだ。

(長野放送)

記事 670 長野放送

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