私がお伝えしたいのは 「首脳会合でSNSをフル活用」です。

日本で今週開催された「クアッド」首脳会合で、政府は、特設ページを開設したほか、岸田総理が各国の首脳と握手をする様子などの動画をSNSなどに次々と投稿。情報発信を強化することで、国民への浸透をはかった形です。ポイントはこちら!「リアルタイム発信で首脳会合身近に?」注目です。

注目ポイント・記者解説

政府は24日に開催された日本・アメリカ・オーストラリア・インドの4カ国の枠組み「クアッド(QUAD)」の首脳会合に向けて、特設サイトを開設していました。24日当日は、各国首脳を出迎えるところから会合の様子まで、多くの写真を随時掲載したほか、会合の成果をポイントを挙げて説明するなど、「クアッド」の広報・周知に努めました。

さらに、首相官邸のツイッターやインスタグラムでも短く編集した動画を随時投稿。各国首脳との会合のシーンをポップなフォントのテロップを織り交ぜるなどして、SNSユーザ層へのリーチにも注力しています。

SNSでの取り組みについて政府関係者が「総理が今この瞬間にどのような取り組みをしているのか、できるだけリアルタイムでの発信を意識している」と説明するように、国民との距離感を出来るだけ近づける媒体として、SNSでの発信を政府が重視している姿勢が伺えます。

一方で、別の関係者は「岸田総理やその周辺が、国民に対して丁寧に情報を発信する必要性を強く感じている」と指摘しています。ロシアにより続くウクライナ侵攻ではゼレンスキー大統領のSNSへの投稿が全世界に広がり威力を発揮するなど、国家運営にとってもSNSが重要なツールの一つになっています。

「聞く力」を武器と語る岸田総理ですが、政府の取り組みを国民に伝えるため、今後もSNSを活用する機会が多くなっていきそうです。