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愛知・安城市に、ベルト状のラインの上で飛び跳ねるスポーツ「スラックライン」のスゴ技キッズがいる。この新しいスポーツに夢中の13歳の少年は、始めてわずか9か月でプロ契約。日本人で成功した人がほとんどいない大技にも成功するなど、飛躍を続けている。

最高到達点は高さ5m…幅5cmの上で飛び跳ねる「スラックライン」

名古屋市中川区にある「Slackline Park Gambader(スラックライン パーク ガンバデ)」。ベルト状の細いラインの上で軽やかに飛び跳ねているのは、愛知・安城市の宮下楓くん(13)。

楓くんは、ラインの上でバランスを楽しむスポーツ「スラックライン」のスゴ技キッズ。前に後ろに、次々と宙返り。さらに、縦や横に回転をつなげる難易度の高い技を組み合わせる。

高さ160センチの位置に張られた、わずか幅5センチのラインはシートベルトのように丈夫で、この上で次々にジャンプを繰り出す。

最高到達点は約5メートル。建物の2階ぐらいの高さまで飛び上がる。

始めてわずか9か月でプロ契約…1年でジュニア日本ランキング2位に

スラックライン上で飛び跳ねながら、バスケットボールのジャンプシュート。

不安定なラインの上も、ものともせず、こんな“離れ技”も決めてしまう。

楓くんは、4歳から器械体操を8年間継続。驚異的なバランス感覚は、その頃から培われていた。

宮下楓くん:
鉄棒とかの上で倒立する時も、横に倒れると鉄棒にぶつかるので、そういう所で体幹は鍛えられている

その後にスラックラインに出会った楓くんは、10歳で始めてからわずか9か月でプロ契約。

競技開始から1年で、ジュニア日本ランキング2位になった。

前人未到! 空中で3回転の大技「1080アセンション」成功

楓くんは現在、ある大技を磨いている。ジャンプ中に空中で3回転を決めてライン上にお尻で着地する「1080(テンエイティー)アセンション」だ。

2022年3月下旬に成功したばかりの大技で、日本でできる選手は楓くん以外にほとんどいない
失敗を繰り返しながら何度も挑戦…。
しかし、この日はうまくいかず悔しさが溢れた。

母の宮下美代さん:
めちゃめちゃ負けず嫌い。意外に見せないけど

ここまで打ち込むモチベーションは、スラックラインへの思い。

宮下楓くん:
(選手同士で)「頑張って!」みたいな応援とかが楽しい。あまり他の競技だと、そういうことなかったので

オリンピック競技にスラックラインが採用されたら出場したい…。挑戦を続ける楓くんの今後の活躍が楽しみだ。

(東海テレビ)