岸田首相は23日、東京都内で、アメリカのバイデン大統領と首脳会談を行った後、共同記者会見にのぞみ、「自由で開かれた国際秩序を断固として守る」として、ロシアのウクライナ侵攻に対し連携して対応する方針を表明した。
会見で、岸田首相は、「ロシアによるウクライナ侵略という国際秩序の根幹を揺るがす危機に直面している」とした上で、「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を断固として守るべく、今ほど同盟国や同志国の結束が求められている時はない」と述べた。
そして、日米両首脳が、ロシアのウクライナ侵攻に対し、G7(主要7か国)をはじめ国際社会とともに引き続き毅然として対応することを再確認し、ウクライナの政府と国民を全力で支えていくことを確認したと明らかにした。