夏の参院選に出馬予定の女性候補者について「女性が5人出るが、顔で選んでくれれば1番を取るのは決まっている」と発言した日本維新の会の石井章参議院議は17日取材に応じ、「政治家として反省している」と述べる一方で、「聞いた人は『いい挨拶だ』と受け取っていると思う」との考えを示した。
石井議員は15日、栃木県内で行われた女性候補者の事務所開きで、「女性が5人出るが、年齢が若く、顔で選んでくれれば1番を取るのは決まっている」と発言した。
その後、石井議員は自身の発言について日本維新の会の幹部に対し、「悪意はなかった」と釈明し、撤回する考えを伝えている。
石井議員は17日、取材に応じ、発言の真意について、「政治家として反省はしている」とした上で、「会場にいた人は、ああいう内容で私が発言したのではないことはみんな分かっている。「聞いた人は『いい挨拶だ』と受け取っていると思う」との考えを示した。
また、外見について言及することが駄目だと言うのであれば、選挙の際のポスターの写真掲載をやめるべきだとの持論を展開した。参院選栃木選挙区からは女性5人を含む6人が出馬を予定している。