6月2日も、多くの人が詰めかけた東京の韓国大使館前。
並んでいた女性:
衝撃です。始発で来てこれなのでどうしようと思って
観光ビザ求め連日行列…韓国の入国条件・今の現地の様子は

6月から発給が再開された観光ビザの申請を求めて夜通し並ぶ人の姿も見られ、6月1日に続いて、2日も午前8時半頃から、150人分の整理券が配られた。

韓国に入国する際は、48時間以内のPCR検査か24時間以内の抗原検査による陰性証明があり、2回以上ワクチンを接種済み(14日~180日以内)ならば、隔離が免除される。

ソウルの繁華街・明洞(ミョンドン)は閉まっている店が目立つが、人は戻ってきている。韓国では5月2日、屋外でのマスク着用義務が条件付きで解除されたが、6月2日もほとんどの人がマスク姿だ。

一方、コロナ禍で、人が集まるスポットにも変化が見られるという。高速ターミナルの地下街「GOTOMALL」には、現地の外国人からも注目が集まっている。

また屋台料理がお手頃価格で楽しめる「ノガリ横丁」などには、若者たちの姿が戻りつつあり、賑わいを見せているという。

入国緩和で観光客の受け入れが進むタイ
注目の海外旅行先は他にも…
旅行者:
プーケットタウンの一番メインになるところ。シャッターが降りているところがチラホラあるけれど、コーヒーショップには海外からの観光客の列が見えます

6月2日、日本人観光客が訪れていたのは、東南アジアで人気の旅行先・タイ。旅行会社「旅工房」が5月に行った「渡航解禁後に行きたい国・地域」のアンケートで、ハワイ、台湾に次いで3位となっている。

タイに渡航する際は、事前に「タイランドパス」の申請が求められ、パスポートや医療保険証に加え、2回のワクチン接種証明書が必要だ。ただ、ワクチンを接種していない場合でも、渡航72時間以内に受けたPCR検査による陰性証明があれば申請できる。

さらにタイでは6月1日、入国条件が緩和され、ワクチンの接種状況に関係なく入国後の隔離措置が廃止となった。
(※タイランドパスの申請が条件)

そんな中、常夏のリゾート地・プーケットのビーチを見てみると、6月2日はほぼ人影がない状態。

一方、同じ6月2日の首都バンコクは、警備員があちこちで利用者の体温をチェック。タイでは、今もマスク着用義務が解除されておらず、多くの人がマスク姿だ。

こうした中、コロナ禍の2021年にオープンした「ナイトマーケット」など、新たなスポットも誕生している。
男性:
ナイトマーケットとか、ショッピングエリアもほぼ復活して通常営業している。不自由さは全くないですね

(「めざましテレビ」6月3日放送より)