仙台市は、さきほど、新型コロナウイルスのオミクロン株の新しい系統が、仙台市内で確認されたと発表した。従来のオミクロン株(「BA.1」)と、派生型の「BA.2」が混じり合って組み換わったものとみられ、「XE」系統とも異なり、国内では初めて確認されたという。

仙台市によると、この患者は、3月下旬に発症し、3月31日に感染を確認。その後、ゲノム解析の結果、オミクロン株の新しい系統と判明した。この患者には、発症直前の海外渡航歴はないという。

感染力の強さや症状など詳しいことは分かっておらず、現在、国立感染症研究所が、他の自治体でも確認されていないかや感染の特徴などについて調べている。