アメリカのCDC=疾病対策センターはアメリカ国内のおよそ75%の子どもが新型コロナウイルスに感染した可能性があるとするデータを発表しました。

CDCが行った感染した際にできる抗体の検査によりますと、今年2月の時点でアメリカの17歳以下の子供のうちおよそ75%が少なくとも1回は新型コロナウイルスに感染したと推定されるということです。

全人口でもおよそ58%が抗体を持っていて、実際に感染者として報告された24%の倍以上にあたります。

子供の感染率の高さをめぐっては、ほかの世代と比べワクチン接種率が低いことが関連しているとみられています。

CDCは「抗体がどれだけ持続するかわからない」として、引き続きワクチン接種を奨励するとしています。