北海道・知床半島沖で観光船が浸水し、乗客乗員26人が安否不明となった事故について、磯崎官房副長官は25日の会見で捜索範囲を国後島など北方領土周辺の海域まで拡大するかについて「必要に応じて適切に対応していきたい」と述べるに留めた。

北海道・知床半島沖で観光船が浸水し、乗客乗員26人が安否不明となった事故では、これでこれまで見つかった11人全員の死亡が確認されていて、捜索が続けられている。

磯﨑官房副長官は25日の会見で、北方領土周辺の海域で捜索する予定があるか問われたのに対し、「現場海域の気象や海象、要援助者の発見・位置を踏まえて、関係省庁が緊密に連携しながら必要に応じて適切に対応していきたい」と述べるに留めた。