今、使用後済みマスクを、ネット上などで売りに出す若い女性たちがいます。

なぜ彼女たちは、使用済みマスクを売るのでしょうか。
めざまし8が取材すると、その実態が見えてきました。

「#使用済みマスク売ります」赤い口紅やファンデーション付着…

18歳女性:
一時期ですけどツイッターで(相手を)探して、平均的ですけど(1枚)1000円ぐらいで売っていましたね

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ツイッター上で多く見られる「#使用済みマスク売ります」や「マスク売ります」という文面。さらにその投稿を見てみると、赤い口紅がついたマスクや、口紅とファンデーションらしきものが付着しているマスクの写真が添付されているものもあります。

こうした使用済みマスクの販売について、若者たちに聞いてみると…

高校2年生:
自分だったら絶対にやらないので、どうしてそうなるのかなと思います

高校1年生:
ご時世的にもよくないし、自分のマスクを売ることはちょっと良くないというか、気持ちが悪いと思います

使用済みマスクの販売に対し、否定的な10代の若者の意見もある一方で…

高校1年生:
最終手段ぐらいで、金銭的に自分的に厳しかったらやるかも知れないです

高校2年生:
今、バイトをしているんですが、シフトに全然入れなくて。コロナで売る気持ちはすごい分かります。(使用済みマスクが)売れるなら売りたい。稼げるから

使用済みマスクの販売はしていないものの、金銭的な理由で売ってしまうかもしれないと思っている若者もいるようです。

使用済みマスクを販売することは、法的に問題はないのでしょうか。

若狭勝弁護士:
現時点においては、単なるマスクを使用し、それを未成年者 つまり17歳以下の人が売ったとしても、直ちに法令に違反ということはないと思います

最高1枚1500円も 「下着よりハードル低い」コロナ禍で生活に困り…

なぜ使用済みマスクを販売するのでしょうか。
めざまし8は、実際に販売した経験がある18歳の女性を取材しました。

使用済みマスクを販売したことがある18歳女性:
下着とかよりもハードルが低くて。使い捨てマスクだったりとかだったら結構、1日使って売って、というのを繰り返したら、頻度も多くできるんですね

こちらの18歳の女性は、コロナ禍の影響でアルバイトに行けず食事などの生活費に困り、「使用済みマスク」をSNSを通じて売ったといいます。
2カ月でおよそ10人に使用済みマスクを売り、1枚の価格は約1000円、最高で1500円で売れたといいます。

一見、手軽にお金を稼げるように見えますが、その実態はどういったものなのでしょうか。

「ホテルに行かないか」 特定され “ストーカー被害”の恐れも

使用済みマスクを販売したことがある18歳女性:
顔は出さないんですけど、写真を撮って顔を上手く加工して(相手に送ると)、少し値段が上がったのかなという気がします

マスクの購入者とのやりとりで、身の危険を感じたことがあったというのです。

使用済みマスクを販売したことがある18歳女性:
ホテルに行かないかとか声をかけられました。
そこは自分なりになんとか、言い訳をつけて逃げたりとか。1,2回はありましたね。怖い部分はありました。
それより、自分が(生活費に困って)食べられないしという危機感もあったので、しょうがなくやっていた感じですね

この女性は、商品の受け渡しを主に郵送で行っていました。しかし、購入者と直接会ったことで身の危険を感じたこともあったといいます。

使用済みマスクを販売したことがある18歳女性:
少なからず恐怖体験もあったので、こういうことは今後、あまりしたくない気持ちが強い

若い女性たちの「使用済みマスク」の販売…。

ITジャーナリストの三上洋さんによりますと、SNS上での投稿などで、写真の背景などから身元が特定される恐れがあり、ストーカーや脅迫などを受ける可能性がある、ということです。

(めざまし8「#NewsTag」4月18日放送)

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