ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、JR恵比寿駅でロシア語の案内表示が「調整中」の貼り紙で覆い隠されていたことについて、松野官房長官は15日の会見で、「差別の助長につながらない配慮が必要だ」と述べ、適切な対応を求めた。
これはJR東日本が、恵比寿駅にある外国語の案内表示について、ロシア語表示部分を一時的に覆い隠していたもの。

これについて、松野長官は15日の会見で「鉄道会社においては、訪日外国人旅行者の利便性向上等の観点から、駅等の施設において、多言語による表記を推進している」とした上で、「いかなる場合も、差別の助長につながらない配慮が必要であるものと認識をしている」と適切な対応を求めた。
JR東日本は15日から、ロシア語の案内表示を元に戻している。