あの人気の「おにぎりせんべい」に、AIのチカラで「やみつき」になる味が登場した。

パターンは1兆通り…AIで最も「やみつき」になる組み合わせ解析

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三重・伊勢市の菓子メーカー「マスヤ」のロングセラー商品「おにぎりせんべい」。
2022年に生誕53年を迎えるが、3月に度肝を抜く新商品が登場。その名も「AIせんべい」。

SNS上では、「すっごく気になる」「息子が気になり、すぐさまカゴにinしました」「AIを信じて食べてみたい」などと話題沸騰中だ。
開発に1年近くかけたという商品だが、見た目は普通で、むしろノーマルのおにぎりせんべいよりも一回り小さいように見える。

マスヤ営業本部チームの副部長:
「これが本当にやみつきになるんですよ」というものを目指して作りました

特徴は「味」。AIがインターネット上から、「やみつき」と付く料理のレシピ8万2000個をピックアップ。1兆通りものパターンから、最も「やみつき度」が高い食材の組み合わせをはじき出し、作ったせんべいだ。

ちなみにその最適な組み合わせというのが、ごま油、ザーサイ、にんにく、鶏ガラスープの素、めんつゆ、ミョウガ、キャベツの7種類。

マスヤ営業本部チームの副部長:
「どれくらいの割合で混ぜたらいいんだよ」というのはAIにはじき出してもらってないので、何十通りも組み合わせを研究して開発した

最後は人間の経験と舌が頼り。こうして出来上がったせんべいのやみつき度は、AIによると驚異の99.8%だ。

3月下旬からの販売開始後、飛ぶように売れ、店頭では品薄の状態が続いているとのこと。現在はオンラインストアで数量限定で販売されている。

(東海テレビ)

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