この春、宮崎県の高千穂中学校を卒業した3人が考案したハンバーガー。
地元の意外な産品を使っているこのバーガーには、ふるさとへの思いが詰まっていた。

宮崎・高千穂町の飲食店で開かれた、高千穂バーガーの試食会。3種類のバーガーは、どれも地元で取れた食材を使っているというが、何が入っているのか?

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バーガーの考案者に聞いてみると…

中学生3人:
シイタケ・シシ肉・ヤマメを使っています!

考案したのはこの春、高千穂中学校を卒業したばかりの清田結華さん、新名花恋さん、工藤真桜さんの3人。

高千穂中学校では2021年度、町の将来を考えられる人に育ってほしいと、総合的な学習の時間を使って生徒たちが町を盛り上げるさまざまなプロジェクトを考案。
校内審査を通過したアイデアは、町長の前でプレゼンテーション。
3人のアイデアが最優秀賞に選ばれた。

新名花恋さん:
私は食べることが好きで、おいしいものが好きなので、高千穂にはおいしいものがたくさんあるけど、意外と町の人しか知らないものが多いなと感じていたので、町外の人にたくさん高千穂のことを発信できたらいいなと思ってこの企画を作りました。

高千穂町・甲斐宗之町長:
事業者に協力をいただければ、すぐにでも開発・販売にこぎつけることができるということで、高千穂に行ったら「高千穂バーガーだ!」というような観光の一つの目玉にもなるのではと、採用させていただきました

そして町からの話を受けアイデアを形にしたのが、「GOKOKU gold tea salon」の店長・甲斐雅章さん。

GOKOKU・甲斐雅章店長:
若い方が高千穂のことを考えて、飲食のことで高千穂を盛り上げたいという気持ちを聞いて、自分の思いと学生さんの思いが同じだったので、挑戦させてもらいました

シイタケバーガーは、揚げたものと炒めたもの2つの食感を楽しめるように。
シシ肉バーガーは、メンチカツに仕上げた。

そして渓流の女王、ヤマメは?

GOKOKU・甲斐雅章店長:
インパクトを残したいというのと、普通のフィッシュバーガーにはない形というのは出したいなと思ったので、食べられるところはすべて残してみました

ヤマメは、頭まで食べられるように高温でフライに。さらに、さわやかな味わいにしようと、タルタルソースにキンカンをトッピングした。

実際に試食した感想は…

工藤真桜さん:
イメージしていたのよりおいしいです。魚の臭みがなくて薄い分、食べやすいです

4月からは、町内外の別々の高校に進学する3人。ふるさとへの恩返しにもなったようだ。

清田結華さん:
これからは、高千穂と聞かれたら「高千穂バーガー」と、高千穂牛に並ぶくらい有名になって、県外や海外からいろんな観光客が食べにきてほしいなと思います

高千穂バーガーには、地元の食材と一緒に高千穂の未来を思う気持ちがたっぷりと詰まっていた。

この高千穂バーガーは、4月30日に高千穂町の「がまだせ市場」で販売が行われる予定。

(テレビ宮崎)

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