4月4日までの冬のような寒さから一転、きのうは最高気温17.9℃を観測した東京都心。
德田総一郎アナウンサー:
今スーツを着てるのですが、この状態で今少し暖かいと感じます
4月4日の最高気温は9.8℃だったが、きょうは、きのうよりさらに気温が上昇し21℃の予想。この3日間の最高気温の差は実に10℃以上。
こうした中、街で聞こえてきたのは体調不良を訴える声。
会社員(25):
頭痛、あと食欲がなかったり…
会社員(27):
肩こりはすごく感じます。寒くなったり暖かくなったりというのが最近はひどいから
寒暖差による不調「春バテ」
こうした症状を巡って、医師が指摘するのは…
ライトメンタルクリニック・清水聖童院長:
「春バテ」に注意してください。頭痛、肩こり立ちくらみや、めまいもあります
「春バテ」とは4月から5月の激しい寒暖差などに体がついていけず、自律神経のバランスが崩れ、体調面や精神面に不調が現れる症状のこと。
対処法はホットタオルを目に乗せる 軽い運動も効果的
では「春バテ」解消にはどうすればいいのか?
ライトメンタルクリニック・清水聖童院長:
首から肩を温めるようにホットタオル。あと目に(ホット)タオルを置いたりする
蒸しタオルを触って火傷しない程度に冷まし、首から肩、目に乗せるといいという。
またウォーキングなどの軽い運動も効果的。
環境が変わる新年度「変化ストレス」にも注意
さらに新年度のこの時期、「春バテ」の中でも特に注意したいのが「変化ストレス」。
ライトメンタルクリニック・清水聖童院長:
新年度になって環境が変わって不安だったり焦り、あるいは気分が落ち込む。集中力が落ちる人もいる
実際、街でも・・・
学生(21):
環境の変化とかでだるいなあ…とずっと家でだらだらしていたい
清水医師によると睡眠をしっかりと取り、刺激的なことは避けることで改善するという「変化ストレス」。
具体的には、ぬるめの風呂に15分程度つかるなどし、就寝の2時間前からは携帯電話などには触れないようにしてリラックスを心がけると良いという。
(「めざましテレビ」4月6日放送より)