センバツ高校野球に出場中の広島商業高校は、複数の関係者が新型コロナウイルス陽性と判定されたため26日の2回戦を辞退することになった。

広島商業は、24日の1回戦勝利後に行ったPCR検査で関係者35人中9人が陽性と判定された。
再検査の結果も9人全員が陽性と判定されその後、学校側から辞退の申し出があり大会本部が受理した。
26日の第三試合に予定されていた広島商業対大阪桐蔭の2回戦は大阪桐蔭の不戦勝となる。

大会主催者は「主催者として新型コロナウイルスの感染拡大予防に細心の注意を払いながら、関係者の皆さまと協力して大会運営を進めてまいりました。広島商業高校が大会途中で出場辞退の決断をされたことは非常に残念です。何より、広島商業高校の皆さん、同校を支えてくださっている関係者の皆さまの心情を察するに余りあります。第94回大会は全日程の後半にさしかかっていますが、勝ち残った出場校の皆さんが最後まで安心して実力を発揮できるよう、万全を尽くしていきたいと思います」とコメントした。

FNN
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