日本の東の海上をゆっくりとした速さで進んでいる台風15号。
あす11日、東北などに接近・上陸する見込みでお盆休み中の交通機関への乱れなどに注意が必要となっています。
お盆を襲う台風について、天達武史気象予報士が解説しました。
お盆直撃か…台風15号
天達武史気象予報士:
今、日本の周りに3つの台風があります。

MC設楽統:
“トリプル台風”ですね。
天達武史気象予報士:
そうなんですね。
週末にかけて大きな影響を及ぼしたこの13号、それから14号は消滅したんですが、15号がフラフラしながら関東とか東北に接近しそう。さらに16号もできているという状況になっています。

特にこの15号、これがかなり今進路がブレブレの状態なんですけれども、今少し分かってきたことがありますのでお伝えしていきたいと思います。
予想を見ていくと、昨日は東北の岩手付近に接近する予想だったんですが、曲がって、どうも茨城とか福島、もしくは千葉に上陸する可能性もあるという。

MC設楽:
下(南)から北上してくるイメージが台風にはありますけど、横断する感じ。
強さ気になりますけど。
天達武史気象予報士:
強さとして今中心気圧が990hPaで、瞬間的に30m/sですから、先週沖縄を襲った台風13号が50m/s以上だったので強さとしてはそれほど強くありません。
ただこの台風のちょっと怖いところがですね、風はそれほど強くないかもしれませんが、雨雲は結構持っている台風なんですね。ゲリラ雷雨なんかだと1時間ぐらいで止むんですけど、これがちょっと長引く可能性があるので、ちょっと大雨に注意が必要な、そんな台風です。
それから“逆走”してきてますので被害の出方がだいぶ変わってきます。特に波なんかはいつも立たないようなところで高波が起きたりするので、ちょっと海岸付近は特にお盆期間
油断しないようにしていただきたいですね。
倉田大誠フジテレビアナウンサー:
茨城県に台風上陸となると、これまではなかった珍しいケース?
天達武史気象予報士:
そうです、一度もないです。
茨城か福島は過去に例がないので、まずこのコースが昔だったら考えられない。ここ10年ぐらいでたまに起きるという、そういうコースになってきてます。
雨雲の様子を見ていきますと、被害の出方が変わってきそうなんです。

あす11日の昼で中心はまだ海の上です。ただ海の上なんですけど、雨雲がしっかりかかって、沿岸は風がかなり強いので、この台風は上陸する6時間7時間ぐらい前にピークが来る。
「雨雲をよく見る」「最新の天気を見る」これをしていただきたいですね。中心にとらわれないほうがいいです。

この後見ていきますと、上陸するのがあす11日の夕方くらいなんですよ。
おそらく雨雲の範囲はもう少し狭くなって、局地的に強い雨が降ると思います。
そういう降り方なのであまり降らないところもあるんですけれども、降ると土砂降りになって冠水する。

さらに見ていくと、台風がさらに“逆走”していって、台風から熱帯低気圧に変わったとしても雨雲は残りますので、西日本も水曜日(12日)は大雨に注意が必要になってきます。
台風“量産体制”さらに卵も
天達武史気象予報士:
実はこれで終わらないですね。今もう台風が量産体制に入ってきています。今3つあるんですけれども、さらに卵もあるということで。

なので今、台風3つなんですけど、卵とかこれからもしかしたら熱帯低気圧になりそうな雲がうじゃうじゃしているという状況。なのでちょっとお盆の期間は、直接の影響がなくてもゲリラ雷雨が起こりやすいと思います。

週間予報を見ていきたいと思いますが、西日本は連日35℃以上(のところがある)。そしてやっぱり不安定なんですよね。特に水曜日(12日)から木曜日(13日)金曜日(14日)くらいまでは、傘マークがついていないところでも、特に山のレジャー気をつけてください。川が急に増水する、それから雷雨が上流で起こってくると、市街地にも影響が出る可能性があるので、大人の方がしっかり天気予報を確認していただきたいと思います。
東日本方面見ていきましょう。

台風の影響で仙台あす(11日)は暴風マークになっています。
東京は時折晴れ間も出たりすると思います。ただ特に夕方から夜にかけて局地的に激しく降ると。そういう降り方になって水曜日(12日)くらいまで影響が続きそうです。
その後は海からの東風なので気温は低いんですよ。お盆の一番暑い時期ですが、30℃下回る日も出てくる感じになりそうです。
(「ノンストップ!」8月10日放送)

