国際社会でロシアへの批判が高まる中サッカーのイングランド・プレミアリーグの強豪「チェルシー」のロシア人オーナーが、チームの売却を発表しました。
チェルシーのオーナーでロシア人のアブラモビッチ氏は3月2日、売却を決断したと発表しました。
売却で得た利益は、ウクライナの戦争被害者のために寄付するということですが、ロンドン市民からは厳しい声も上がっています。
ロンドン市民 若い男性:
売却してウクライナ人に寄付するのはいいことだけど。アブラモビッチ氏は制裁を逃れたいんじゃないかな…
ロンドン市民 中年の男性:
今売却するってことは、アブラモビッチ氏は何かを隠そうとしているんじゃないか…
アブラモビッチ氏はプーチン大統領に近い関係にいとされイギリス国内では「制裁対象にするべき」という世論も高まっていました。