北京五輪スピードスケート男子500mが12日行われ、森重航(21・専大)が銅メダルを獲得した。

14組の森重は100メートルを9.4秒で入ると、得意のコーナーでも滑らかなスケーティングを見せ34秒49の好タイムでゴール。1位と0.17差の3位となった。

同種目での日本勢のメダルは2010年バンクーバー五輪の長島圭一郎、加藤条治以来の3大会ぶりとなる。

また、村上右磨(29)は34秒57の8位に。優勝候補だった新濱立也(25)はスタート直後の減速が響き、35秒12の20位だった。

森重は新濱と同じ北海道・別海町出身。カーブでのコーナーワークを磨き続け、今季ワールドカップ初優勝、北京五輪代表選考会でも優勝を果たすなど、その勢いのままメダルを獲得した。

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