立浪新監督が率いるドラゴンズの沖縄キャンプが2月1日、緊張感の中でスタートした。

2年ぶりの有観客 ファンの感染対策を徹底

キャンプ初日の朝、背番号73のユニフォームに袖を通した立浪和義監督(52)。

この記事の画像(12枚)

立浪和義監督:
現役の時もそうですけど、初日に部屋で着た時に「今年も始まるな」という、気持ちが引き締まるのがユニフォームかなと

待ちに待った新生・立浪ドラゴンズの沖縄キャンプがスタートした。

立浪和義監督:
コロナ禍の中、こうやって我々を受け入れていただいて本当に感謝しております。(キャンプで)しっかり準備をして、今シーズンしっかり結果を出し、また北谷の皆さんにいい報告ができるように頑張っていきます

コロナ下で迎える2回目のキャンプは、2年ぶりの有観客に。しかし、球場に訪れたファンは入口でのアルコール消毒や検温はもちろん、名前と電話番号、健康状態や濃厚接触者になっていないかなど誓約書にサインが必要だ。

ファン:
去年(2021年)も同じ2月1日に来ましたけど中に入れず、今年はありがたいです。練習している姿が見られるっていうのは楽しみでもありますし。特に今年は監督も変わって楽しみ倍増ですね

さらにグッズ売り場でも…。

職員:
直接お客さまに商品を取って選んでいただくのではなくて、ポップを並べて、お客さまに言われた商品を後ろからカゴの中に入れていく形

密にならないようレジを2つに分けるなど、感染対策を徹底し対応している。

「勝ち癖をつける」エースは気合十分 期待の新人たちも

キャンプ最初の円陣、立浪監督が選手に語ったことは…。

立浪和義監督:
自分で責任を持ってやるように。ヘラヘラ笑いながらやっている選手は外すよ。それくらい緊張感を持ってやってください。自分からは以上です。元気出して頑張りましょう

投手陣の新キャプテン・大野雄大投手は。

大野雄大投手:
ドラゴンズはオープン戦とかいつも弱いし、そういうところから「勝ち癖」をつけていって、オープン戦1位でいってシーズンを迎えましょう。僕もそれなりの覚悟でオープン戦投げるので

エースの大野投手が投げれば、2021年投手二冠の柳裕也投手も初日からブルペン入り。

気合の入った両エースと立浪監督が話し込む場面も。

大野雄大投手:
(監督から)状態いいのは分かったからあまり飛ばしすぎるなと。開幕投手を目指しますと言っているので、仕上げも早くしていかないといけないと思っています

そして期待のルーキー、ドラフト1位のブライト健太選手は一軍・北谷スタート。

同じくルーキーのドラフト2位・鵜飼航丞選手と同じ組で練習した。

フリー打撃で別格のパワーを見せつけたのが鵜飼選手。柵越えを連発し、体勢を崩されながらもボールはスタンドへ。自慢の長打力で首脳陣に猛アピールした。

立浪監督自らバットを握って初めてノックを打つ。思うように前に飛ばせない場面もあったが、選手1人1人の動きをその目で確かめていた。

また、開幕スタメンに期待がかかる根尾昂選手や石川昂弥選手も、充実したキャンプ初日を送っていた。

立浪和義監督:
(キャンプでは)試合と同じような感じで和気あいあいではなくて、ちょっとピリッとしたムードで当然やっていかないといけない。ファンの皆さんの期待はすごく感じていますし、それに応えるためには練習するしかないと思っていますので、しっかりやっていきたい

(東海テレビ)

東海テレビ
東海テレビ

岐阜・愛知・三重の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。