飼い猫にプレゼントをしたが、思わぬ結末になってしまった様子がTwitterに投稿され、“あるある”と話題となっている。
Twitterに投稿されたのは、2匹の猫、ノルウェージャンフォレストキャットの「レイ」くん(3歳)とラガマフィンの「エマ」ちゃん(1歳)が大きい段ボールに入っている様子。そしてその前にはソファ型が特徴的な「カリカリーナ」という段ボール製の立派な猫用の爪研ぎが置かれている。
実は飼い主がレイくんの3歳の誕生日に奮発してカリカリーナをプレゼントしたのだが、レイくんとエマちゃんがいるのは、なんとカリカリーナが入っていた段ボールの方…2匹とも居心地良さそうにこちらを見つめている。

投稿者の「ネコランド」(@NEKOLAND13)さんは自身のYouTubeチャンネルでカリカリーナが入っている段ボールの開封から2匹が段ボールの中に入るまでの様子を投稿している。
まずカリカリーナが入っている段ボールを開封すると、この日の主役のレイくんは中をのぞき込んで興味を示している。ここまではなかなかいい感じだ。

そして、段ボールを開封してカリカリーナを取り出し、ネコランドさんはレイくんの誕生日を祝福している。しかし、レイくんはカリカリーナには乗ったものの、爪研ぎをする様子はなく、しばらく動かずに段ボールを見つめている。
カリカリーナを使ってくれないレイくんの様子に困惑していると、何の前触れもなく突然、レイくんと近くにいたエマちゃんが同時に段ボールの中に飛び込んだ。

レイくんのためにせっかく購入したカリカリーナを使ってもらえず、段ボールに飛び込んだ2匹の様子に「選ばれたのはただのダンボールでした。」とテロップでコメントしてる。

Twitterでも2匹の予想外な反応にネコランドさんは「もう一度聞くが誕生日プレゼントはそっちでいいんだな??」とコメントしている。
もう一度聞くが誕生日プレゼントはそっちでいいんだな?? pic.twitter.com/XeyHCy9aa5
— ネコランド (@NEKOLAND13) January 29, 2022
Twitterでは「2人とも箱の中で嬉しそう」「猫ちゃんって 本当に気持ちに忠実」などの声があり、約3万7000件のリツイート約29万2000件のいいねがつくなど、話題となっている。(2月7日時点)
薄々分かっていましたが少し凹みました
猫の段ボール好きは度々話題になるが、せっかくのプレゼントより段ボールが選ばれてしまったたのは複雑だろう。結局プレゼントしたカリカリーナは気に入ってくれたのか。
飼い主のネコランドさんにお話を伺った。
ーーなぜカリカリーナをプレゼントしようと思った?
以前、使っていた爪研ぎがくたびれてたので誕生日ということで買いました。
ーーなぜ段ボールの方に入ったと思う?
大きいモノから小さいモノまで私が段ボールを開けると、隙を見て入ろうといつも狙っています。段ボールがスゴく小さくて「それは入れないだろう?!」というモノまで居心地を確かめる様に段ボールには全て入ろうとします。
ーーみてどう思った?
カリカリーナを踏み台にしてまで段ボールに入ったので、薄々分かっていましたが、少し凹みました。

レイはクール エマはお転婆
ーーその後カリカリーナは使っている?
誕生日を迎えたレイが日中など日向ぼっこしながら使ってくれていますが、爪研ぎはまだしてないです。
ーー2匹の性格は?
レイはクールでいつも部屋の片隅でエマのお転婆を見守ったり、毛づくろいしてあげたりと優しいお兄ちゃんタイプです。
エマは対照的にイタズラ大好きお転婆娘で起きてる間はずっとイタズラしたりレイにちょっかい出したりします。
ーー反響についてどう思う?
猫が居る家では皆さんあるあると共感してくれた事が嬉しかったです。
レイくんとエマちゃんは普段から段ボールに入ろうと狙っていることもあり、ネコランドさんの想いとは裏腹にカリカリーナが入っていた段ボールの中に飛び込んでしまったのだろう。
レイくんにプレゼントしたカリカリーナは日向ぼっこをしている時に使っているが、残念ながら本来の用途である爪研ぎとしてはまだ使っていないようだ。