新型コロナの「オミクロン株」対策として、政府分科会の尾身会長が「人流抑制ではなく、人数制限」が重要などと発言したことについて、東京都の小池知事は、21日の定例会見で、「尾身会長の発言は、国の基本的対処方針を超えている。国との整合性をとって欲しい」と苦言を呈した。

19日に開かれた政府の分科会では、13都県に、まん延防止等重点措置を適用することが議論されましたが、会合の後、尾身会長が、「いわゆる人流抑制ではなく人数制限というのが
一つのキーワードになると思います」などと発言していた。

一方、東京都は、感染の急拡大をうけて、不要不急の外出などを自粛するよう要請していて、尾身会長の発言が、それらの方針と矛盾していると指摘されていた。

この点について、小池知事は、人流抑制は国の基本的対処方針に盛り込まれていて、それに準拠して、東京都は具体的な対策を立てているなどと主張。その上で、「尾身会長の発言は、基本的対処方針を超えている。国と整合性を取って、早急に調整して頂きたい」と述べた。

定例会見に臨む小池知事(午後2時 都庁)
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社会部
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