天皇陛下が学問の第一人者から講義を受けられる、講書始の儀(こうしょはじめのぎ)が皇居で行われた。
新年恒例の宮中行事「講書始の儀」は、感染防止策を講じて、宮殿「松の間」で行われ、皇后さまは体調が整わず、長女の愛子さまは大学の試験期間中で、それぞれ出席を見送られた。
この記事の画像(21枚)御牧克己・京都大学名誉教授がチベットの宗教「ボン教」について、大塚啓二郎・神戸大学社会システムイノベーションセンター特命教授は「アジアからアフリカに広がる日本の稲作技術」、金出武雄・カーネギーメロン大学ワイタカー記念全学教授は人工知能についてそれぞれ説明した。
陛下は時折頷きながらおよそ1時間にわたり秋篠宮さまや次女の佳子さまなど皇族方と共に熱心に耳を傾けられた。
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