韓国警察庁の長官が16日、島根県の竹島に上陸した問題について、松野官房長官は17日の記者会見で「到底受け入れることができない」と批判した。
韓国警察庁の金昌龍長官は16日午前、島根県の竹島に上陸し、現地に派遣している警察官を激励した。これに対し、松野長官は17日の会見の中で、「諸般の状況から上陸が行われたものと考えられるが、現時点で韓国政府から確認は得られていない」とした上で、「上陸が事実であれば、竹島が歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も明らかに日本固有の領土であることに鑑み、到底受け入れることができず、極めて遺憾だ」と述べた。
また、韓国政府に対し15日に、上陸計画の中止を申し入れたほか、16日にも改めて厳重に抗議したことを明らかにした。