第2回TSUTAYAえほん大賞が発表された。全国の児童書担当者が選ぶ、自分の子どもに読んであげたい絵本のTOP5をご紹介。
この記事の画像(16枚)ハシビロコウの生活、病気の少女の実話
第5位は「うごきません。」(作:大塚健太 絵:柴田ケイコ/パイ インターナショナル 1485円)。
動かない鳥、ハシビロコウの生活をユーモラスに描いた作品だ。
第4位は「二平方メートルの世界で」(文:前田海音 絵:はた こうしろう/小学館 1650円)。
生まれたときから病気で入退院を繰り返す小学3年生の少女。
2平方メートルの病室のベッドで感じる孤独や希望が描かれた実話だ。
縦に開いて下から読む…主人公は「卵」!?
第3位は「もりの100かいだてのいえ」(作:いわいとしお/偕成社 1320円)。
なんとこの絵本は、縦に開いて下から読む。
主人公が訪れるのは、いろいろな生き物が暮らす100階建ての大木。1階の住人から順に触れ合っていくストーリー。
代官山 蔦屋書店 児童書担当・瀬野尾真紀さん:
どんな生き物がどんな部屋に住んでいるのか、ワクワクしながら一つずつ楽しんでください
続いて、第2位は「たまごのはなし」(作:しおたにまみこ/ブロンズ新社 1210円)。
ある日、目を覚ました卵がマシュマロと共に家の中を探検する物語。
卵のクセになる表情が魅力的だ。
人気シリーズの続編 パン屋さんが舞台
そして、1位は「パンどろぼうvsにせパンどろぼう」(作:柴田ケイコ/KADOKAWA 1430円)。
世界中のおいしいパンを探し求める、パンどろぼうが主人公の人気シリーズ第2弾。
代官山 蔦屋書店 児童書担当・瀬野尾真紀さん:
テンポのいいストーリーとキャラクターたちの豊かな表情で、大人も子どもも楽しめる1冊です
パン店で働く「パンどろぼう」のもとに、ライバルの「にせパンどろぼう」が登場。店のパンを守るため、パンどろぼうが戦う。
笑えて泣ける名作ぞろい。気になるものはありましたか?
(「めざましテレビ」11月19日放送分より)