昆布の消費額が日本一の富山。昆布の、“食べるだけじゃない”季節を彩る昆布アートの世界を紹介する。

富山市の中心商店街にある結納のお店「高桑のし店」。
ここに、昆布を使った富山の新商品がある。

結納のお店「高桑のし店」
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どんなものがあるのか、さっそく紹介してもらった。

高桑のし店 高桑稔さん:
まず、昆布で作った「ぐい飲み」とか、あとは「おわら昆布」。昨年作った「四季物語昆布」…「春の梅」「夏の朝顔」「秋の紅葉」「冬の南天」

リポーター:
これは昆布茶ですか?

高桑のし店 高桑稔さん:
じゃなくて、昆布です。乾燥昆布を戻すとこうなります。「デザイン昆布」です

リポーター:
見て楽しむものですね

このデザイン昆布、買った人がどのように使ったのか、写真を送ってくれるとか。

高桑のし店 高桑稔さん:
例えば、この朝顔です。今年送っていただいた、夏場にゼリーの上に…。今年のお正月に送ってもらったものがこれです

料理に乗せるだけで華やかに

リポーター:
お寿司の上に梅と南天。一気に華やかに、高級感が出ますね

高桑のし店 高桑稔さん:
“脇役でも一流になれる”かなって…

リポーター:
脇役でも一流になれる!名言ですよ!

アレンジ方法は多彩

高桑のし店 高桑稔さん:
お節料理の上に乗っければ、脇役の昆布も映えるんじゃないかということで、皆さんから写真が送られてくるわけです

縁起担ぎとデザイン性でヒット

“結納のお店”だが、中でも飾り昆布に注目した理由とは?

高桑のし店 高桑稔さん:
富山では、結納品の中でも使われる「喜ぶ」の「昆布(こぶ)」ですね。子宝に恵まれるように、昆布が必ずと言っていいほど使われている。
その昆布を利用して、何か富山らしいものを作りたかった。結納店らしい、ただ昆布を売るだけでなく、それだったらデザイン昆布にしていこうと。そうすると、お土産にも使ってもらえるし、実際に結婚式の引き出物にも使われた

縁起物として引き出物にピッタリ

水で戻す前の昆布を見せてもらった。

リポーター:
小さいアクセサリーみたいで、細かいですね。昆布の吸水と乾燥をうまく利用した、昆布の性質を生かした商品ですよ、これ!この小ささがわかりますか?思わず声が小さくなってしまうほど繊細です

水を入れた湯飲みに、このデザイン昆布を浸してみると…

リポーター:
こうやって、じっくり戻っていくのを眺めて楽しむというのも…。お茶に浮かべてもいいでしょうし

高桑のし店 高桑稔さん:
これも富山のおもてなしになっていけば嬉しい

お正月にもオススメ…松竹梅と南天の飾り昆布

そしてこちらは、お正月に向けた新商品。

高桑のし店 高桑稔さん:
松と竹を加えて、松竹梅と南天で、おせち料理に使ってもらおうと思っています

お正月に向けた新商品 松竹梅と南天

リポーター:
おせち料理用の飾り昆布。きれい…季節感がありますね。使い方によっていろいろなことができるし…。昆布と富山で何かしたい思いがあったんでしょうか?

高桑のし店 高桑稔さん:
なんとか、「富山は昆布文化なんだよ」ということを示したかった

リポーター:
本当に小さなものですけど、大きなメッセージを秘めているものですね。是非これからもいろんなものを展開していってほしいです

高桑のし店 高桑稔さん:
ありがとうございます

(富山テレビ)