社会問題を解決する起業家たちがソーシャルビジネスに挑む株式会社ボーダレス・ジャパン。

代表取締役の田口一成さんは、学生時代にアフリカの貧困問題を知り、25歳で社会起業家を育成するボーダレス・ジャパンを立ち上げた。

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「いろいろな社会問題があると思うんですけど、それをビジネスという手段を使って解決してみようと考えました。それぞれ一人ぼっちでやるんじゃなくて、ノウハウやお金が足りないとかいろいろあるので、みんなで集まっていろいろなことを共有しながらやっています」

事業が失敗したときは全ての責任を負う

ボーダレス・ジャパンは、社員それぞれが関心のある社会課題を解決するビジネスプランを会社に提案し、認められれば起業に向けて動き出すという、いわば社会起業家集団だ。

軌道に乗るまでは、会社が資金面やノウハウでバックアップし、15年間で40社以上が誕生した。

事業が失敗したときは、資金面を含めてボーダレス・ジャパンが全ての責任を負う。

Business Leather Factory

革製品の会社「Business Leather Factory」は、バングラディシュで仕事のない人たちを職人として育て、年商50億円の事業にまで成長させた。

こうしてボーダレス・ジャパンは軌道に乗った会社から利益の一部を集め、新たなソーシャルビジネスを立ち上げていく。

田口さんは「取り残された人たちや地域が残り続けないようにすることが大切。僕らがやりたいのは、こういう社会起業家たちがリスクなくやれるんだよというサポートの仕組みをどんどんブラッシュアップして、この機能を世界中に広げていきたい」と語った。

入社4年目の起業家の挑戦

学生時代、社会問題を伝えたいと一時はジャーナリストを志した廣瀬智之さんは、「もっと社会にインパクトを与えたい」と大学卒業後にボーダレス・ジャパンに入社した。

社長の田口さんのサポートを受け、Tomoshi Bito株式会社を起業した廣瀬さんは、社会課題に取り組む企業などの情報を発信するビジネス「RICE」を半年前に立ち上げた。インフルエンサーとタッグを組んだり、自ら動画を撮影するなどして環境に良い商品や世の中を良くするサービスをSNSで拡散している。

バングラデシュの貧困問題に取り組む、革製品のカスタムオーダー専門店「JOGGO(ジョッゴ)」は、RICEを通して母の日に向けた商品のプロモーションも行った。

社長の太田真之さんは本革で作った一輪の花やブーケを「850本くらい販売させて頂いて、すごく反響はありました」と話した。

行動する人たちの存在をもっと知って欲しいと願う廣瀬さんは「もっと日常的に社会問題のことについて意見が交わされたり、当たり前のように関心が持てている状態をどうにかRICEで作っていくことができないかな」と語った。

「フューチャーランナーズ~17の未来~」
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SDGs

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