未来がここに?…昆虫食「塩味が効いていて、エビのような感じ」
岐阜市に、ちょっと変わった食べ物を売る自動販売機がお目見えした。
リポート:
岐阜県で初めての自動販売機が誕生しました。売っているのは、食べる昆虫です
岐阜市の昆虫販売店「くわがた村」の一角に設置された、昆虫食の自動販売機だ。
この記事の画像(7枚)「タケムシのおいしさをご堪能あれ」、ゲンゴロウは「インパクトのあるフォルム」など、気になるコピーが書かれている。
商品は9種類あり、すべて1000円。昆虫食の代表格だというコオロギを食べてみると…。
リポート:
塩味が効いていて、エビのような感じです
さらにオススメだという「カイコのさなぎ」は…
リポート:
あっ…ちょっと苦いですね。どちらかというと木の実に近いような味がします
食用の昆虫はすべてタイから輸入され、長崎の工場で加工をしたもの。昆虫をよく食べる東南アジアでは「素揚げ」が最もおいしいとされているため、商品のほとんどが素揚げをして塩をまぶしたものだ。
くわがた村の店長:
岐阜自体が昆虫を食べる文化があったということを考えますと、食的な部分でのたんぱく源を効率よく取るということにはすごく意味があったんだろうなと
栄養価が高く、未来の食料としても期待される昆虫食。季節ごとに商品も変わっていくそうで、11月からはスズメバチが入荷予定だ。
(東海テレビ)