4人の候補が争う自民党の総裁選挙は、先ほど、国会議員票と党員票の開票結果が発表されたが、いずれの候補も過半数を取れず、1位の岸田前政調会長と2位の河野規制改革担当大臣の決選投票となった。

開票の結果、岸田氏は、議員票146票と党員票110票のあわせて256票を獲得してトップに立ち、河野氏は、議員票86票と党員票169票のあわせて255票で、これに続いた。
高市前総務大臣は、議員票114票と党員票74票のあわせて188票、野田幹事長代行は、議員票34票と党員票29票のあわせて63票だった。

いずれの候補も過半数を取れなかったため、1位の岸田氏と2位の河野氏の決選投票となった。
決選投票は、国会議員票382票と、各都道府県に1票ずつの地方票47票で争われ、多くの票を獲得した候補が、新しい総裁となる。

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自民党総裁選2021

政治部
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