東京オリンピックのメダリストに手渡される福島県産の花束に「放射能汚染の懸念がある」ーー韓国メディアの報道に、反発が広がっています。日本メディアは「非科学的な言いがかり」などと批判。「韓国のメダリストには気の毒かもしれないが、花束を渡さなくていい」との政府関係者の声も報じました。

これに韓国メディアが一斉に反応。「韓国の常識的な懸念に、日本が憤慨」とあくまで問題視する構えです。原発事故後10年以上にわたる地元・福島の努力や、被爆の危険性に対する科学的な検証を無視し、福島に放射能汚染のレッテルを貼り続ける韓国メディア。平和の祭典の最中にも、日韓の溝は深まる一方です。

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米国・ロサンゼルス

ここは地元でも有名なスケートボード場です。堀米選手が金メダルを獲得したことに、こちらでも祝福の声が上がっています。 

女性スケーター:「素晴らしいです!すごいことを成し遂げたと思います」
男性スケーター:「ユウトは100%、金メダルにふさわしいスケーターだと思います」

スケートボードが初めて種目入りしたオリンピックで見事、初代王者に輝いた堀米雄斗選手。ロサンゼルスを拠点としていて、スケーターの間では知らない人がいないほどの有名人です。練習環境にめぐまれた本場、アメリカの選手を抑えての金メダル。堀米選手の活躍で、日本でもスケボーをとりまく環境が大きく変わりそうです。

中国・北京

卓球の男女混合ダブルスで卓球王国の中国を破って金メダルを獲得した水谷、伊藤ペア。北京市民からは二人にエールも寄せられました。

女性:「おめでとう!。スポーツに国境はないので、互いに高めあっていきましょう」
男性:「誰もが勝ち続けられるわけではないですよ。それが普通です」

世界最強ペアの敗北にネット上では日本を叩く反応が見られる一方、中国卓球界からは中国の一強状態を懸念し、ライバルが台頭してきたことを歓迎する声も。

また、金メダルのプレッシャーに苦しみ、泣きながら敗北を謝罪した中国選手を気遣う人もいました。国益が絡んだ政治的な問題には神経をとがらすことが多い両国ですが、純粋にスポーツで競い合う文化も育まれてほしいものです。

フランス

早くも次のオリンピックが話題になっています。2024年パリオリンピックの開会式はここセーヌ川が舞台となることがわかりました。東京オリンピックの開会式に出席したフランスのマクロン大統領は、「セーヌ川がもたらす都市の魅力を活用し、かつてない経験を創り出したい」として、セーヌ川上での開会式計画を明らかに。平底の船や河岸なども利用する考えです。

この構想を1年前に大統領に提案したというパリオリンピック組織委員会の会長は、ほかにもパリの中心部で選手のパレードを行いたいなどと話しています。東京大会開催中のややフライング気味の情報発信ではありますが、次に向けた準備が着々と進められているようです。

2024年パリオリンピックの開会式の舞台となるセーヌ川

中国・上海

連日東京オリンピックが話題になる中、こちらの五つ星ホテルには、将来オリンピックで採用されるかもしれない、あるスポーツ専用の客室が設置されました。そのスポーツとは、ゲームを競技にして成績を競う「eスポーツ」。中国には数億人の選手がいるとされ、ホテルは愛好家たちを狙って5つの専用ルームを開設しました。

中には、ゲーム用の巨大モニターやゆったりと座れる専用の椅子、ヘッドフォンなどがセットで備え付けられた部屋も。日本円にして1泊2万5000円ほどですが、人気は上々とのことです。東京オリンピック前にIOC(国際オリンピック委員会)が公式プレイベントを開催したeスポーツ。オリンピックの正式競技になるのか、今後も注目を集めそうです。

五つ星ホテルに開設された「eスポーツ」専用ルーム

米国・ワシントン

57年前の東京オリンピックで出場の危機に瀕していたチームアメリカ。救世主となったのは二人の大物でした。東京で初めて開催された1964年のオリンピック。代表選手の選抜を巡り、アメリカ国内の2つの団体が対立、出場が危ぶまれる事態に。それを救ったのは、当時の大統領、ジョン・F・ケネディと元連合軍総司令官(GHQ)のダグラス・マッカーサーでした。

なぜ、これ程の大物が動いたのか。ホワイトハウスの記録文書には米ソ冷静の真っただ中で、メダルの数でもソ連に負けられないアメリカの裏事情が記されていました。2人の尽力でオリンピック出場を果たしたチーム・アメリカ。本番ではソ連に勝る成績を収めましたが、その結果を2人が目にすることはありませんでした。

危機を救ったのはジョン・F・ケネディ大統領(当時)とダグラス・マッカーサ元連合軍総司令官

トルコ

ギリシャやブルガリア国境にほど近いこちらの町で2年ぶりに世界最古の格闘技大会が開催されています。トルコ相撲とも呼ばれる国技、オイルレスリング。今回は660回目の大会となります。選手たちは大量のオリーブオイルを全身になじませます。ユネスコ無形文化遺産にも登録されるこの伝統大会ですが、2020年は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

選手:「2年間コロナ対策規定に従いながらも練習を欠かさず、今年に向けて体を鍛えてきました」

炎天下で、マスクをしていても濃厚なオリーブオイルの香りが立ち込める中、最強をめざす男達による熾烈な戦いに会場も沸き立ちました。

トルコ相撲とも呼ばれる国技オイルレスリングの大会が2年ぶりに開催された

米国:ニューヨーク

こちら、高層ビルの建設現場です。見てください。たくさんのレモンが生っています。柑橘のさわやかな香りもただよってきます。700個を超えるレモンの実は全て手作りで、レモンの木のオブジェと共に幻想的な空間を演出。ビル建設中の殺風景な風景を少しでも明るくしようと作られ、オープン以来、SNS映えすると大人気になっています。

入場は無料で、建設が終わるまでおよそ2年間、癒しの空間となる予定です。コロナ禍でも建設が続くマンハッタンのハドソンヤード。この他にも、斬新なデザインの新名所が次々と登場し、戻りつつある観光客の注目を集めています。

700個を超えるレモンの実がオブジェとなって幻想的な空間を演出

イギリス

街中に突然出現した緑の丘、ロンドン中心部に新たな観光スポットが近くオープンします。人工的に作られたこのマーブルアーチマウンドは展望台も作られ、25メートルの高さからロンドンの新たな景色が楽しめるとのことです。建設費用は高額なため議論をよんでいますが、ウェストミンスター地区では、中心部に人を戻すため建設に踏み切りました。

イギリスでは7月中旬に新規感染者が5万人台にまで増えましたが、現在は2万人台にまで減少。
政府は外出規制の大半を撤廃し、本格的な経済活動の復活を目指しています。デルタ株の脅威が残る中、ウィズコロナの新しい生活様式の模索が続きます。

近くオープン予定のマーブルアーチマウンド

タイ

民家の壁を壊して食べ物をむしゃむしゃ、迷惑だけど憎めない、食いしん坊なゾウが話題となっています。ブンチュアイ君と名付けられたこのゾウは、6月にタイ中部の民家に現れ、台所の壁を突き破り食べ物をあさる姿が話題に。7月に入ると、今度は近くの野生動物の保護センターへ。キャットフードを食べると森に帰っていきました。

そして、24日には壁を直したばかりの民家に再び登場。またしても壁を突き破り、インスタントラーメンや小麦粉などを鼻でつかみ立ち去りました。壊された民家の壁は、2回とも政府が修復したということです。タイでは野生のゾウがエサを求め、たびたび住宅街に姿を見せ問題となっています。

迷惑だけど憎めない、食いしん坊なゾウ・ブンチュアイ君

ロシア

ロシア・ナンバー2のミシュースチン首相が東京オリンピック開催中に北方領土の択捉島を訪問。実効支配を誇示しました。

ミシュースチン首相:「より効果的な投資と経済活動をもたらす前例のない対策がある」

ロシアの首相として2年ぶりに北方領土入りしたミシュースチン首相は、北方領土に免税特別区を作ることを表明。輸入関税などを撤廃し、日本以外の第三国の四島進出をうながすのが目的です。日露の共同経済活動が一向に具体化しないことから、北方領土での第三国の経済活動を認めていない日本に揺さぶりをかけた形です。日本は抗議していますがロシアに譲歩する気はなく、領土問題の解決がさらに難しくなる恐れがあります。

北方領土の択捉島を訪問したロシア・ナンバー2のミシュースチン首相

【取材:FNN海外特派員取材班】