東京五輪は7月27日、千葉県の釣ヶ先海岸で新競技、男女のサーフィンが行われ、五十嵐カノア選手(23)が銀メダル、女子は都築有夢路選手(20)が銅メダルを獲得した。

銀メダルの五十嵐選手は試合後のインタビューで「もう本当に悔しい。最後まで来て金メダル取りたかった。チャンスがなかった。メダルは欲しかったけどもう一つ上が欲しかった」と悔しそうな表情で語った。

家族が近くで応援していたことについて、「近くに家族がいて、小さい頃からサポートしてくれたことは一生ありがたい。みんなの応援で力をもらった。」と感謝の気持ちを述べた。

五十嵐選手は日本人の両親を持ち、米・カリフォルニア州で生まれ育った。名前のカノアはハワイ語で「自由」の意味を持つ。

一方、銅メダルの都築選手は「めちゃくちゃうれしい。信じられない。自分がメダル取ったことで日本でサーフィンを知ってもらえたらうれしい」「家族のサポートは感謝しきれない」と語ったところで涙ぐんだ。

都築選手は神奈川県藤沢市で育った。11歳でサーフィンを始め、15歳でにプロ転向した。

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