バケツにたっぷりと…7種類の新鮮な魚介類盛られた「バケツ盛り」

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伊勢エビに、大あさり、サザエに鯛も…
愛知・美浜町に、水揚げされたばかりの活きの良い魚介類が並ぶ市場や、浜焼バーベキューで人気の「魚太郎本店」がある。

鮮魚がたっぷりのバケツ売りや、仕入れたその日に加工した名物の干物など。コロナ禍の中でも客の心をつかもうと様々な挑戦を続けている。

地元で揚がった新鮮な魚を頂ける観光市場として人気の「魚太郎本店」。コロナの影響を受け、食事処は厳しい状態が続くが、魚市場はおうちごはんが続く中、好調を維持している。鮮魚の仕入れ値が、コロナ以前より下がり、その分お値打ちに提供できるのも好調の理由の一つという。

4月からは、朝イチに獲れた7種類の魚介類が、バケツにたっぷりと盛られた「バケツ盛り」(1188円)を販売するサービスをスタート。

魚の種類や仕入れにより価格は変動するが、かなりのお値打ち。

その日多く水揚げされたものをお値打ちに仕入れ…バケツ売りが実現する理由

朝、5時30分。魚太郎が鮮魚を仕入れている、愛知・南知多町の豊浜漁港。
その日に多く水揚げされたものを見極め、安く仕入れて安く販売。そうすることでバケツ売りが実現している。これができるのも、セリに参加する権利を持っているからだという。

この日、水揚げが多かったのは鯛。ピチピチと跳ねる活きのいいものを大量に仕入れた。競り落とすと、すぐ横でスタッフが締めていく。
他の魚も次々とセリ落としていく。この日に仕入れたのは、クロダイとイカ、そして塩焼きにすると美味しいというイシモチだった。

仕入れた魚は、すぐに店舗へ。店では待ち受けたスタッフがバケツに盛っていく。鯛を2匹に、たくさんのキスも。あっという間に、バケツがいっぱいになった。

この日入っていたのは、クロダイとチダイが1匹ずつ、イシモチとメジロが2匹、キスとメゴチ、アカシャエビが15匹以上。全てこの日の朝に水揚げされたものばかり。開店と同時に売り始める数量限定の人気商品だ。

魚の下処理サービスも…バケツまでついてくる「バケツ盛り」

魚をさばくのが苦手という人でも大丈夫。大きな魚であれば、鱗や内臓の下処理を無料でしてくれる。しかも、バケツも付いてくるという遊び心も…

男性客A:
びっくりしました。これ(バケツ)はないと思ったので。自分でさばくのは大変ですから助かりますね

男性客B:
これだけの量でこの値段というのは、普通のスーパーと比べたらありえない

魚太郎は、知多のおいしい魚を食べてもらいたいという思いから、採算度外視でバケツ売りを続けている。

干物も獲れたて出来たて…新鮮なうちに乾燥させ旨味を凝縮

また、魚太郎のもう一つのウリが、獲れたて出来たての干物だ。

干物工場の担当者:
新鮮なうちに干しちゃえば、お客さんに提供できるし、お客さんもそのほうが喜ぶし

朝仕入れた鮮魚を、その日の昼までに加工し、店頭に並べている。干物にも、鮮度を求めていた。この日 干物にしたのは、鰆。今がまさに旬で、この日も多く水揚げされていたためセリ落とした。

朝6時半。店舗に隣接する工場へ運ぶと、すぐさま加工に取り掛かる。

同・担当者:
鮮度が良いやつはしっかりしています。時間が経つと身がクタクタになって…

調味液に漬け込み、乾燥用の網の上に並べていく。乾燥室に入れたのは午前8時、そして正午には店頭に新鮮な鰆の干物が並んだ。

見るからにふっくらとしている「鰆のみりん干し」(5切1080円)。新鮮なうちに、一気に乾かすことで、身のぷりぷり感を損なわず旨味が凝縮するとのこと。

女性客A:
本当にキレイだもん。おいしそうだから。身を見ればわかる

男性客C:
1回買っておいしかったので、それから来るたびに買っていますね

コロナ禍の中、魚太郎は独自のサービスでお客さんを楽しませていた。

愛知・御浜町の「魚太郎本店」は、南知多道路・南知多ICから車で5分ほど。

(東海テレビ)