日本語にはクレイジーな表現がいっぱい!?
日本語には外国人が驚くような表現がたくさんあります。その不可解な面白さを外国の方にも伝えてみたい!
そんなあなたにお届けする「驚きながら学ぶ!クレイジー日本語講座」
"Mind blowing tips! CRAZY JAPANESE LESSONS."
日本語独特の表現を、楽しみながら覚えていきましょう。
「濡れ衣を着せる」を英語で言うにはコレ!

土屋: その人がやってないことなのに、やったということにして無実の罪を負わせることを日本語では、「○○を着せる」と言います。
To pin a blame on someone innocent and make a false accusation in Japanese, we say "to make someone wear ○○."
さあ「何」を着せるでしょうか?
What do you think you make someone wear?
ぺるり: 囚人服?
A prison uniform?
土屋: 囚人服を着せられた瞬間、もう疑われてるのを通り越して捕まっちゃってるけどね。
True, but wearing a prison uniform would mean the person’s already convicted.
「無実の罪を負わせる」ことを表す日本語表現はこちらです!
"To falsely accuse" in Japanese is...!

「濡れ衣を着せる」
To make someone wear wet clothes
土屋: びしょびしょの服を着せちゃうんですよ。
We make someone wear soaking wet clothes.
ぺるり: それ気持ち悪いな~
That must be uncomfortable.
説得力を高めるにはこの一言!
一説には、娘の美しさを妬んだ継母が、漁師の濡れた服を娘の部屋に置いたことで、漁師との関係を誤解した父が娘を殺してしまった、という昔話から、無実の罪のことを「濡れ衣」と呼ぶようになったとされています。
The phrase is said to come from a tale of a jealous stepmother who coaxed her husband to kill his daughter by placing a fisherman’s wet clothes in her room, making him think she was in an indecent relationship.
それでは、次回もお楽しみに!
See you at the next Lesson!
(連載「クレイジー日本語講座」第20回 / 毎週土曜更新)
