自民党の稲田元防衛相ら保守系議員は、69年前にサンフランシスコ平和条約が発効した日本の「主権回復の日」の4月28日、東京の靖国神社を参拝した。

稲田氏は参拝後、FNNの取材に「主権回復の日」に参拝する意義について、「主権を回復してから日本が戦後、経済発展そして復興してきた歴史の重み、主権回復しながらもまだ憲法改正すら出来ていないという点について、しっかりと英霊に対して覚悟・思いを伝えた」と語った。

その上で稲田氏は「敗戦後ずっと主権が制限されていた時代に憲法も制定されてしまったわけだが、自民党の悲願である憲法改正もまさしく主権を制限されていた戦後レジームからの脱却ということが党是だと思い、その思いを新たにしてきた」と述べ、憲法改正の実現に向け強い意欲を示した。

この日、靖国神社では、稲田氏のほか、数人の保守系議員が参拝を行った

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