東海3県の高齢者へのワクチン接種方針

ワクチンの高齢者への優先接種をどのような順番で進めていくのか、東海3県でもその方針が徐々に見えてきた。

愛知県で高齢者施設からの接種を発表しているのは、安城市、西尾市、そのほか豊田市、岡崎市、豊橋市なども施設からで調整している。

なお江南市や小牧市は、施設と同時に85歳以上など年齢の高い高齢者にも接種を始める予定だ。

高齢者全体を対象に接種を始めると発表しているのは、半田市、春日井市、豊川市。また名古屋市や長久手市なども同じように高齢者全体で調整していて、自治体によっては75歳以上や90歳以上など、年齢によって優先順位を設けることも考えているとのこと。

このほかや瀬戸市や碧南市などは、まだ方向性も含め調整中だ。

岐阜県では、岐阜は県が推奨していることもあり、全市町村が「高齢者施設から」で調整していて、足並みがそろっている。どの施設から始めるのかなどは各市町村で調整が進められていて、決まり次第、順次発表される見通しだ。

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三重県は、すでに発表している四日市市や鈴鹿市のほか、伊勢市や松阪市が施設からで調整している。なお、菰野町、朝日町、川越町は、隣接する四日市市の医師会と足並みをそろえて進めていくとのこと。

また、高齢者全体での接種開始で調整しているのは、木曽岬町、東員町、大紀町。検討中となっているのが、津市、鳥羽市、志摩市などとなっている。

各市町村に取材をしていると、東海3県の多くの市町村が22日から3月末にかけて詳細を発表したい姿勢を見せている。

(東海テレビ)

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