「小学校に通っていた時、『先生が言っていることが正しい、教科書に書いてあることが答え』みたいな考えに違和感があって。正解を押しつけない、経済活動を通じてアウトプットを出すという行動の中から、自分の生き方を学ぶプログラムを作れたらいいなと思って」
小学校1年生のとき、学校教育に違和感を覚えた仁禮彩香さん。
中学2年生で子どもたちのアイデアをビジネスモデルに変える企業を起こし、大学生になった今は、株式会社TimeLeapを設立。起業を目指す子どもたちに向け、ビジネスを通じて社会課題の解決を考える教育をしている。
中学生や高校生を交えた授業で行われた課題の発表。
「孤独による自殺を防ぎたい」という高校生は、携帯電話の通信機能を使い、すれ違った人と“今の気持ち”を共有できるアプリを考案した。
また、感覚過敏で悩む中学生が作ったパーカーの発表も。縫い目は外側、ラベルは布地に印刷され、工夫が施されている。「感覚過敏があることで諦めていた買い物を楽しめる社会にしたい」と訴えた。
仁禮さんは「自分の人生は“自分”で生きていいんだよという価値観をちゃんと与えてあげる教育システムを作りたい」と語った。
株式会社TimeLeap
https://www.timeleap.today/
「フューチャーランナーズ～17の未来～」
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SDGs
SDGsとは、2015年9月の国連サミットで、全会一致で採択された「持続可能な開発目標」。
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