学校では「変な子扱い」…日本に閉塞感覚え一途フランスへ

環境や経済、貧困や差別など世界が抱える様々な問題について、2030年までに達成しようという取り組み「SDGs」。その目標の中に「ジェンダー平等を実現しよう」がある。

政府は、女性の社会進出を促進しようと「早期の女性管理職30%以上」を目標に掲げているが、現状はまだ7.8%あまりに留まっている。

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学生時代、“女性はこうあるべきだ”などの固定観念に閉塞感を感じていた29歳の女性は、大学卒業後にフランスに留学。その後“日本のお茶”を世界に広めたいと、たった1人で日本茶のブランドを立ち上げた。

緑茶に、バラの花びらやラベンダーをブレンドした新感覚の日本茶「AKEBONO TEA」。
“日本のお茶”を世界に広めたいそんな夢を抱き、日本茶のブランドを立ち上げたのは、田中美怜さん(29)。

田中さん:
10代のときは学校で変な子扱いだったんですよね。フランス語勉強しているだけで「ちょっとあの子変わってるよね」とか

学校や家庭で、”女の子だからこうしなさい、女の子はこうあるべきだ”などの固定観念に閉塞感を覚えていた田中さんは、愛知県の高校を卒業後、東京の大学へ進み、その後フランスへ留学した。

「世界は自分が思うより広い」…PC1台で起業 今や人気のティーブランドに

田中さん:
フランスのデパートは世界中のティーブランドが集まっている中で、日本のお茶の棚は1つか2つの商品しか置いてないんですよね

日本茶は海外で売れる。そう見込んだ田中さんは、静岡の生産者と契約し、銀行の融資とクラウドファンディングで開業資金を集めた。ネット販売の他、百貨店や高級ホテルとの取引も決まり、「AKEBONO TEA」は、人気ブランドに成長している。

資金もオフィスもなく、パソコン1台で会社を始めた田中さん。ブランド名は、人生の夜明けという意味を込めて“アケボノ”に。「もっと良い自分」でありたいと、願いを込めた。

田中さん:
日本国内も世界も自分が思っているよりとっても広いので、好きなことを極める、好きなことへの興味を増やす。自分が好きだって思う人と仲良くして、やりたいことをやるのが一番いいと思います

パソコン1台で世界へ。田中さんの挑戦は続く。

(東海テレビ)