名古屋市内の13のホテルが参加する「ホテルバーガーラリー in Nagoya」が8月8日から始まりました。みかわ牛100%の豪華パティや味噌カツ入りのバーガーまで、シェフの技が光る一品が勢ぞろいです。

■みかわ牛100%のパティ…地産地消の「TIAD」
「ホテルバーガーラリー in Nagoya」では、名古屋市内にある13のホテルのレストランが思い思いのオリジナルバーガーを提供していて、スタンプラリー形式で3つのハンバーガーを食べると、抽選で食事券が当たります。
新鮮な野菜の上に分厚いパティ。開発したのは、久屋大通公園沿いの高級ホテル「TIAD」です。高級ホテルで食べる、地元食材を使った贅沢な一品です。

南谷勇志料理長:
「“地産地消”という活動をしておりまして、愛知みかわ牛を100%使用している。サラダは岐阜県恵那市で無農薬で栽培しているプチトマト、サニーレタスを使用しております」
■「プリンスホテル」矢場とんの味噌カツを…
地上31階から名古屋の絶景を望む、名古屋プリンスホテルスカイタワーのレストラン。全国のプリンスホテルの料理コンクールで2回入賞したこともある料理長が開発したのが3種類のバーガーです。
上野浩二料理長:
「パン粉がたつようにやさしく押さえつけずに周りを固める感じで、あまり表面を押さえつけない」
そのうちの2種類は、味噌カツの名店・矢場とんと共同開発した「矢場とんひれかつバーガー」です。

矢場とんホールディングスの鈴木拓将代表取締役:
「味噌カツとパンって、本当にすごく難しいんですよ。そしたら上野シェフすごいんですよ、めちゃくちゃおいしいものを作って。やっぱりホテルってすごいなって、本当にうまいなって。皆さんに期待して食べてもらいたいです」
ホテルのレストランの料理長の腕で、矢場とんのひれかつを、あえてバンズで挟みました。
■「コートヤード」は“カジュアル”目指す
中区栄の「コートヤード・バイ・マリオット名古屋」は、ナゴヤとアメリカンスタイルの融合にチャレンジしました。
大きなパティをかためのバンズで挟んだアメリカンなコートヤードバーガー。

ボリューム満点でおいしそうですが、「ナゴヤ要素」はどこに?
木立俊英ヘッドシェフ:
「守口漬けをアクセントとして、ピクルスの代わりにのせています」
同じ漬物でも、ピクルスではなく愛知県の名産・守口漬けで和洋折衷です。
今回のイベントの仕掛人は、狙いをこう明かします。
コートヤード・バイ・マリオット名古屋のセバスチャン・クレンズマン総支配人:
「『ホテルは敷居が高い』と感じている人がいるかもしれないが、実はそうでもない。ホテルのレストランも、街のレストランと比べてそれほど高くないと知ってもらいたい」
「ホテルバーガーラリー in Nagoya」は、9月15日までです。