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「ギリギリの状態」業務は増え、待遇は悪化  家族とも隔絶…コロナ病棟で働く看護師の悲鳴
感染拡大… 新型コロナウイルス

「ギリギリの状態」業務は増え、待遇は悪化 家族とも隔絶…コロナ病棟で働く看護師の悲鳴

テレビ西日本
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新型コロナウイルスの全国的な感染拡大。福岡の医療機関でもギリギリの闘いが続いている。
特に浮き彫りとなっているのが、『看護師不足』だ。
コロナ禍で患者と向き合う3人の看護師に話を聞いた。

コロナ病棟で働く女性看護師(20代):
私たちも責任感を持って、看護師だからっていう気持ちで関わらせて頂いているが、うちに帰ったら、すぐにシャワー浴びて、家族と食事の時間をずらしてとか、プライベートも制限されているので、みんなストレスは蓄積していると思う

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こう語るのは、福岡市内にある病院のコロナ病棟で働く20代の女性看護師。
新型コロナの感染拡大後、生活は一変したという。

コロナ病棟で働く女性看護師(20代):
ちゃんとしっかり防護服を着ていても、感染しているのではないかと結構心配になって。無症状の可能性もあるから、祖母とも住んでいたということがあったので…。家族で話し合って、(ひとりで)マンスリーマンションに移動することになった

福岡県内では12月に入って感染者が急増。
入院を必要とする人も増えていて12月1日に124人だった入院者数は、僅か2週間で80人ほど増え、15日には200人を上回った。
入院患者の増加が医療機関で働く人の負担に直結し、医療関係者を心身ともにギリギリの状況に追い込みつつある。

20代の女性看護師の上司である看護師長は…

コロナ病棟で働く看護師長(30代):
一番大きな不安はスタッフの疲弊ですね。感染症の患者を受け入れたときに、他職種との連携がなかなかできなくて、トイレの掃除、床の掃除、ベッドメイキング、カーテンの付け替えを含めて、全部看護師ひとりでやっている。一般の病院自体が、これまでにすごく看護師不足と言われているなかで、感染症の対応をしないといけないので、精神的な面と身体的な面で相当ダメージが大きい

こうした状況を受けある取り組みが始まっている。

福岡県看護協会では、2020年9月から、現在は仕事をしていない、いわゆる潜在看護師向けに復職研修を実施。
感染防止の知識を深めてもらい、ひとりでも多くの人材を医療現場に送り出したいと考えている。

福岡県看護協会 大和日美子会長:
正直言えば、こんな状況のなかで看護職として医療機関に飛び込むのは、とても勇気がいるし、周囲の家族の理解も大事。手を挙げてくれたその勇気にとても感謝する

一方、疲弊している看護師に追い打ちをかけているのが待遇面だ。

コロナ患者を受け入れている病院で働く男性看護師(30代):
12月のボーナスは、みんな頑張っているので絶対下がらないと思っていたんですけど、今回1ヶ月分くらいはカットされているような状況です

コロナ対応で業務量が増した看護の現場。
一方で、受診控えなどで経営が悪化し、賃金や賞与のカットに踏み切らざるを得ない病院が県内でも相次いでいる。
看護師の男性はこの先、同僚の離職が増えるのではないかと不安を募らせている。

コロナ患者を受け入れている病院で働く男性看護師(30代):
看護師は、皆 使命感がすごい。人のためと思ってやっていると思うので、今 耐えられていると思う。その状況で給料を下げられると、モチベーションが下がる。職員の生活もちゃんと守ってもらいたい、というところを一番願っています

(テレビ西日本)

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