あなたは自分の進路を決めるとき、どのように決めましたか?

6年前に高校生の進路選択のサポート事業を始めた株式会社アッテミーは、代表取締役を務める吉田優子さんが、偏差値に当てはめた進路指導に疑問を持ったことがきっかけでスタートした。

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吉田さんは、「働き方の多様性が広がっていると感じます。“あの会社に行って活躍できないか”というイメージを持つことが大事」と話す。

しかし、高校生の就活にはインターンの制度がなかったり、学校を通して就活をする場合は「同時に複数の会社の面接を受けられない」という、60年前のルールが今も残されている。そのため、企業の選択肢は自ずと狭められてしまう。

この「一社面接制度」に法規定はなく、各自治体の労働局(ハローワーク)と学校が定めているルールだ。吉田さんはこれを撤廃するべきと、さまざまなアクションを起こしてきたが、行政と教育の狭間にある古い因習を変えるのは簡単なことではなかった。

職業体験を通して将来の目標を

2019年に厚生労働省が公表した、2016年3月に卒業した新規高卒就職者の就職後3年以内の離職率は39.2%。一方、新規大卒就職者は32.0%だった。

高校生はやりたいことをイメージできず、なんとなく進学を選んだり、就職してもすぐにやめてしまう生徒が多いという。

職業体験をする高校生たち

そこで、吉田さんは企業と学校つなぐ役割をしながら、職業体験の場をプロデュースしている。進学希望であっても、いろいろな仕事を知ることで将来の目標が見えてくるのではないかと考えた。

もちろん、就職希望者にとっては職業選択の幅を広げ、やりたいことが見つかったら、少ない面接のチャンスに狙いを定めることができる。

また、就職希望者には面接の指導も行っている。「これじゃあ、受からないよ」と厳しく指導する吉田さん。その先に見据えているのは18歳の明るい未来だ。

「就職も進学も両方、魅力的な社会をつくりたい。働く大人と出会うことで『こんな未来に進みたいからこの進路を選ぶ』と自分で決断するということをしてほしい」

「フューチャーランナーズ~17の未来~」
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