福島県福島市にある創業約80年の大石パンは、店舗販売のほか市内の企業を中心とした移動販売も行っている。
しかし、材料費に加え商品の包装に使うビニールや紙などの値段が大きく上がったことで、店を移転してから初めて値上げに踏みきった。
菅野英一郎さんは「ここのところの資材高騰と人件費が上がってきたので、値上げに踏みきった」と話す。
ふわふわのパン生地と大量のポテトサラダが詰まった人気の「ポテサラパン」は70円の値上げ。
そのほかのパンも、20円から30円ほど値上げした。
さらに、商品を増産するための人員の確保や最低賃金の上昇に伴い、10月から従業員の賃金を上げたことも値上げの要因につなった。
しかし、菅野さんは「子どもたちに食べていただけると、やっぱりやっててよかったなと思う。変わらず商品を楽しんでいただけるように、引き続き努力をしていきたい」と話し、物価高の時代だからこそ、地域で愛されるパン作りを目指していきたいとしている。
