コロナ禍の冬…換気で気になる冷え対策
新型コロナウイルスの感染対策として、冬でも室内の換気が欠かせない。
このため、体を芯から温める足元の「温活グッズ」が注目されている。
コロナ禍でやってくる本格的な冬に備えて、店頭に並ぶ「温活グッズ」。
毎年この時期、特に女性たちは寒さ対策に苦労しているが、2020年はさらに心配なことが…
女性客A:
換気しないといけない。窓を開けると部屋の暖かさが逃げてしまうので、冷え性の私にとっては怖い。
(特に冷えやすいのは?)
私は足元なので、足元グッズを見ていたところ
女性客B:
足首が冷たくなってしまうので、足を温めたい。窓を開けると寒いので、足首や首元を冷やさないようにしたい
新型コロナウイルスの感染対策には、換気が欠かせないため、足元の冷えが気になる女性が多いようだった。
足元の「温活グッズ」に注目
札幌ロフト・佐藤薫さん:
手軽な靴下などは、手に取って見ている人が多い。足元のグッズの品ぞろえが良いので、いろいろ選んでもらえる
中でも人気なのが、まるでこたつに入っているかのようなぬくもりを感じられるという靴下。
足首部分に特徴がある。
独自の編み方で、冷えのツボと言われる足首の部分を刺激するため、履くだけで体全体が温まる効果が期待できるという。
北海道・札幌市のデパートにも、家で快適に過ごすための「温活グッズ」が勢ぞろい。
中でも人気なのが、この足首ウォーマー。
新崎真倫記者:
一切、締め付け感がなくて軽い! レッグウォーマーをつけている感覚が全くないです!
伸縮性に優れ、ゆったりとした付け心地。裏地には縫い目が一切なく、素肌でも優しい感触で履くことができる。生地に使われている天然鉱物パウダーが体温に反応して、体を芯から温める効果が期待できるという。
札幌三越・佐々木 優さん:
一番人気は、足首ウォーマー。足首が温まると全身が温まると言われていることと、手軽につけられるので人気のパーツ
“足首温活”で冬のおうち時間を快適に
2020年の冬を乗り切るには、どうやって足首を温めるかがポイントのよう。
そこで、鍼灸(しんきゅう)師の先生に手軽な温活について聞いてみると…
ニイハオ鍼灸院・佐久間敬三院長:
「首」という文字がつくところを温めてほしい。やはり足首。膝からくるぶしの間を4等分して、下4分の1までをしっかり温めるようにすると、温めに使うツボが全てカバーできる
ひざ下4分の1に当たる、くるぶし部分を温めること。
自宅だと、ドライヤーを使って温風をくるぶし部分に当てるだけで冷えのツボを押さえることができるので、かなりの効果が得られるという。
“足首温活”でコロナ禍の冬も、快適なおうち時間が過ごせそう。
(北海道文化放送)