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「薬を飲んだあとの体調、メモしておいて」持病とつきあいながら働く代表が、自分のために体調記録アプリを作るまで
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「薬を飲んだあとの体調、メモしておいて」持病とつきあいながら働く代表が、自分のために体調記録アプリを作るまで

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データ提供 PR TIMES
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合う薬を探すのに、長い時間がかかった

WAKAN Technologies株式会社 代表の木村雄太です。22歳で新卒として医療機器の会社に入り、そのすぐあとから体調を崩しました。それから10年以上、群発頭痛やメニエール病などの持病とつきあいながら働いてきました。今は2つの会社を経営しています。

頭痛なら痛み止めを飲めばおさまる、というように、原因と対処がはっきりしていれば話は簡単です。でも私の持病は、何が原因でそうなっているのかが分かりにくいものでした。合う先生、合わない先生がいて、合う薬、合わない薬がある。それを探すのに、とても苦労しました。

「どっちが正解なのか」が分からない

何をもって「合う薬」と考えるのか。最初は、飲んだあとに頭痛がおさまれば、合っているのだと思っていました。

ところが、しばらく続けたあと、もっと良さそうな薬に切り替えたら、頭痛がぶり返したことがあります。前の薬が自分に合っていたのかもしれない。でも、長く飲んでいた薬をやめたことによる反動なのか、新しい薬が単に合っていないのか。それを客観的に見分ける材料がありませんでした。先生も迷い、私も迷いました。

同じ薬を飲み続けるうちに、だんだん効きにくくなり、別の薬に変えると一時的に楽になる、ということもくり返しました。薬は多ければ良いわけでも、長く飲めば良くなるわけでもない。長く病気とつきあいながら働くなかで、そう知りました。

そして気づいたのは、これだけ多くの薬を飲んできた私でも、過去にどんな薬を、何を期待して飲み、実際どうだったのかを人に説明しようとすると、自分の記憶しか頼るものがない、ということです。昔飲んでいた薬の名前さえ、もう一部は忘れています。

先生に言われたこと

同じ病気でも、合う薬は人によって違います。7年お世話になっている主治医の先生は、薬を続けるかどうかを決めるのに、いちばん大事な情報は何かを、何度もくり返し私に伝えてくれました。

「薬を飲んだあと、気になっている体調を数字でメモしておいてください。受診のときに、それを見せてください。」

それから、スマホのメモやiPhoneの「ヘルスケア」を使って、服薬や生活習慣、体調を記録するようになりました。続けるうちに、合う薬でもおさえきれない部分は、食事や睡眠、水分のとり方で補う必要がある、といった、自分の体のことが少しずつ見えてきました。

それでも、伝えられるのはあいまいな記憶だった

ただ、メモをしても、1か月後の受診で伝えられるのは「6時ごろに飲んで、なんとなく良くなった気がします」「あまり変わらなかった気がします」といった、あいまいで、正確かどうかも分からない話でした。あいまいな話しか渡せないまま、先生といっしょに薬を決めていくことが、ずっと気になっていました。

もし、薬を飲んだ時刻と、そのあとの体調の数字が、1つの画面にまとまっていたら。たとえば頭痛を0〜10で記録しておけば、16時2分に薬を飲んだあと、頭痛が8から6、5、4と下がっていったのか、6のままほとんど変わらなかったのかが、客観的に見えます。この痛み止めは効きにくい体質なのか、別の薬のほうが合いそうか。先生と薬を相談するときの、筋の通った材料になるはずです。

iPhoneの「ヘルスケア」に入っている服薬の記録に、自分の体調の数字を重ねて見られるアプリ。探しても見つからなかったので、自分で作ることにしました。それが「MediWakan(メディワカン)」です。

ここからは、機能ごとに、何ができて、なぜそうしたのかを書いていきます。

1. 1日の心拍に、服薬や食事・入浴を重ねる

心拍は、Appleの「ヘルスケア」から読み込んでいます。そこに、薬を飲んだ時刻や、食事・喫煙・入浴などの生活習慣を縦線で重ねると、何をしたあとに心拍がどう動いたかが見えます。

なぜ心拍なのか。私の場合、心拍が高くなると動悸を強く感じたり、頭痛が全体的に強くなったりする傾向がありました。1日の心拍が高止まりしていると、夜に寝つきにくくなることもあります。心拍が高いことがそのまま悪いわけではありませんが、上げるべきときだけ上がって、ふだんは落ち着いているほうが、私には合っていました。

心拍を上げ下げするのは薬だけではありません。食事の内容、とくにカフェインやたばこ、入浴のあとにも上がります。どうすれば落ち着くのか、自分なりに工夫したことが本当に役に立っているのかを、データで振り返るために使っています。

2. 今日、どれくらい眠れたか

睡眠も「ヘルスケア」に記録されたデータを読み込み、アプリの中で一晩ごとの入眠から起床までにまとめて、深い睡眠・コア・レム・覚醒の内訳といっしょに表示しています(睡眠の段階は、Apple Watchなどが記録したものをそのまま使います)。昼寝をした日は、2回に分けて出ます。

私は朝いちばんに、睡眠時間と、深い睡眠がどれくらいとれたかを見るくらいです。睡眠は、量そのものも大事ですが、日によってムラがあったり、だんだん減っていたり、逆に増えすぎていたりするほうが問題です。なので、睡眠は後で書く「長い期間」で見るのが本番で、1日の画面では「今日どれくらい眠れたか」だけを確かめます。

3. 体調の線と、天気・気圧を並べる

体調は、自分が悩んでいる症状を自分で決めて記録します。頭痛がつらい、お腹が痛い、だるい、眠れない。悩みは人によって違うので、項目は10個まで自由に決められます。それぞれを0〜10でワンタップで記録すると、その数字のつながりが線になります。

グラフの上の段には、その時間の天気・気温・気圧を並べています。私は、とくに頭痛や気分が、気圧や天気の変化に左右されやすいタイプでした。それが感覚だけなのか、実際にそうなのかを確かめたくて、この表示を作りました。

正直に言うと、いちばん大事なのは「薬を飲んだあと、頭痛が下がったかどうか」です。天気との並びは、自分なりに関係がありそうかどうかのデータを貯めるためのものです。アプリが関係を決めつけることはしません。

グラフの下には、薬の印や、食事などの生活の印が並んでいます。タップすると、何時何分に何を飲んだか、何を食べたかが出て、そこに縦線が引かれます。その縦線を起点に、そのあと体調がどう動いたかを見てください。何かをしたあとに自分の体調がどう変わるのかが、客観的に分かります。

4. 見たいところだけを見る

1日の画面は、見やすいように6時間ずつに区切っていますが、何時から何時を見るかは自由に動かせます。過去の日付にも移動できます。

天気はいらない、生活習慣より服薬と体調だけ見たい、という人もいると思います。上のボタンで、表示する項目をオン・オフできます。

5. 1週間:薬を、抜けなく、飲みすぎずに

ここからは、7日と30日で傾向を見る画面です。7日の期間は自由に動かせます。

いちばん上は服薬です。1日に何錠飲んだかを数字で並べるより、続けて飲めているか、飲みすぎていないかが目で分かるように、飲んだ日に点を打ち、2回以上飲んだ日は点が大きくなるようにしました。

毎日決まって飲む薬が抜けなく飲めているか。必要なときに飲む薬を、飲みすぎていないか。その2つを確かめるのに使ってください。

6. 1週間:心拍と睡眠の傾向

7日の心拍は、細かく読むというより、全体が落ち着いているか、下がってきているかを、ふわっと見るためのものです。

睡眠は、ここからが本番です。1週間の平均でどれくらい眠れているか、ムラなく眠れているかを見るために、睡眠時間のグラフと、入眠・起床の時刻のグラフを用意しました。色の違いは睡眠のステージで、深い睡眠や、覚醒に近い浅い睡眠の割合が、1週間でどう変わったかも見られます。

私は、寝る2時間前くらいにお風呂に入ると寝つきやすい、という経験があったので、入眠・起床のグラフには入浴の印を出しています。

7. 1週間:つらさの「上限」が下がっているか

体調は、項目ごとに、その日の最小から最大の幅と平均を、1週間分並べています。

見てほしいのは、幅の大きさより、上限が下がってきているかどうかです。上限が下がっていれば、まだつらさはあっても、前よりはましになってきている、ということです。今はつらくても、全体としては良くなってきているのかもしれない。それが見えると、自分なりの安心にもつながります。

病気や症状は、1日で片づくことはほとんどありません。少なくとも1週間、ふつうは1〜3か月くらいの単位で、昨日は良かった、今日は悪い、ではなく、悩んでいる症状が全体としてましになっているかを見る。それが見えると、自分でも今の方針に納得できますし、先生とも、これからの過ごし方を具体的に話し合いやすくなるはずです。良くなった経験も、悪くなった経験もある私なりの、いちばん大事な見方です。

8. 1か月、そしてもっと長く

30日の画面では、同じことを1か月の単位で見ます。期間が長いほど、傾向は信頼できます。アプリを作ってまだ日が浅いので、今は30日までですが、3か月・6か月・1年で見られる表示も考えています。

とくに睡眠は、少なくとも30日、できれば1年近く記録しないと、質が良くなっているのかどうかは分かりにくいものです。睡眠が良くなったことで、日中の体調の数字も変わったのか。それを1つの画面で見られるのが、MediWakanです。

枕を変えた、話題のリカバリーウェアを着てみた。そのあと睡眠が変わったのか、1か月単位で比べるとどうだったのか。宣伝の言葉や気分だけでなく、自分の体のデータで、それが自分に合っているかを確かめる材料にもなります。

9. 入力は、2つのボタンだけ

いろいろ書きましたが、入力するのは「今の体調を記録」と「生活習慣を記録」の2つのボタンだけです。

体調は、自分で決めた項目を、0がいちばん良い、10がいちばん悪いとして、ワンタップで選ぶだけです。Apple Watchからも、腕の上で記録できます。日ごとの多少のぶれは、長い期間で見ればあまり気にならなくなります。考えすぎずに、そのときの直感で数字を選んで、とにかく記録を続けることが、将来の自分の役に立つと思っています。

それでも、数字では表せないこともあります。もやもやした気持ち、今日あった嫌なこと。自分にしか分からず、言葉にしないと伝わらないことは、メモに残してください。必須ではありませんが、あとで自分が見返すときにも、診察のときにも、大事な材料になります。

10. 生活習慣は、押して保存するだけ

生活習慣は、朝食・昼食・夕食・間食、喫煙、入浴、運動、水分補給の8つです。何を食べたか、何を飲んだかまで細かく入力しようとすると、それ自体が面倒になって続きません。なので、基本はボタンを押して保存するだけ。余裕があれば、何を食べたか、どんな運動をしたかを書いてもらえれば十分です。

続けていると、食事のあとに心拍が上がる、昼を抜くと夕方からイライラしやすい、といった自分なりの傾向が見えてきます。自分を知るのは、意外と面白いものです。自分でとったデータから見えた傾向なので、生活も変えやすいと感じています。

11. 自分の悩みに合わせて、項目を決める

体調の項目は、「体調ログ」の右上から、自分が気になっている症状を自由に設定できます。最大10個ですが、1つでも2つでもかまいません。並び順も変えられます。

悩んでいる症状は、時期によって変わります。もう追わなくていい項目は「使用中」から外し、今悩んでいる項目を「使用中」にする。そんな使い方がいちばんだと思います。使用中から外しても、過去の記録はアプリの中に残るので、また悩むようになって戻したときも、前の記録とつながって表示されます。

12. 診察で、そのまま見せる

左上の「診察用」を押すと、今どんな薬を飲んでいるか、体調がどう変わってきたかを、ざっくりまとめたレポートが出ます。診察で先生に見せてもいいし、自分で振り返るのにも使えます。期間は7日から90日まで選べ、PDFで共有することも、画面をそのまま見せることもできます。

体調のところでは、期間全体の平均と、直近7日の平均を並べています。たとえば頭痛の30日の平均が4.3なのに、直近7日が1.7になっていれば、数字が下がってきていることが、先生にも一目で伝わります。

13. AIに渡すためのテキスト

実は、今いちばん使っているのがこの機能です。選んだ期間(今のバージョンでは最長7日)の服薬・体調・生活習慣・睡眠・心拍を、時刻順のテキストにして書き出せます。

「コピー」を押して、ふだん使っているAIに貼り付け、「今日の1日です。気をつけることはありますか」「こういうことに悩んでいます」と相談しながら、生活を少しずつ変えていく。AIは、時間を気にせず何度でも相談に乗ってくれます。自分のことをAIとやりとりするとき、客観的なデータがあると、話がとてもかみ合いやすくなります。1日の終わりに書き出して、AIに自分の生活を見てもらうのを、ぜひ試してください。

次のバージョンでは、有料プランとして、これまでのすべての記録を、全期間、テキストかCSVファイルで書き出せるようにします。目的は2つあります。1つは、自分の記録を自分の手元に丸ごと残しておくため。もう1つは、数日分だけでは体調の傾向が分からないからです。30日分をまとめてAIに渡すと、「この日から頭痛の数字が少しずつ下がっていて、薬を切り替えたころと重なっています」といったように、自分では気づけなかったことや、なんとなく感じていたことを、言葉にして返してくれることがあります。たばこが増えている、といったことにも気づかせてくれます。

このアプリ自体にはAIは入っていません。あくまで、客観的な記録を残すためのアプリです。記録はあなたのiPhoneの中に保存され、その記録はあなたのものです。AIや先生と組み合わせて、自由に使い、自分の生活を少しでも楽にするために役立ててください。なお、AIの答えは参考です。薬のことは、必ず先生に相談してください。

自分を客観的に知るところから

いろいろな機能を書きましたが、結局のところ、私が自分の体調や環境と向き合いながら、それでも仕事を続け、生活の質を上げていくために必要だと思った機能と画面が、そろったアプリがなかった。だから作りました。

作って使ううちに、少しずつ自分を客観的に見られるようになり、生活習慣も少しずつ変わってきています。まずは自分を客観的に知りたい、そのうえで何かを変えてみたい。そう思う方は、無料なので、ぜひ一度ダウンロードしてみてください。少し面倒ですが、ワンタップの記録を続けてもらえれば、30日後には、あなただけの価値あるデータが貯まっているはずです。

これからも、こういうものがあったらいいのに、と自分が思ったもの、使って生活が大きく楽になったから、もっと良いものにしてみなさんに届けたい、と思えたものを、アプリでも製品でも、自分が欲しいものをテーマに作っていきます。まずはMediWakanを、一度お試しください。

※ 薬や体調についての記述は、開発者個人の経験と感想です。MediWakanは医療機器ではありません。ご自身の記録を残して見返すためのもので、医療上の助言や、記録の意味づけは行いません。体調や薬について気になることは、医師・薬剤師にご相談ください。

アプリ概要

  1. 名称:体調・服薬記録 - MediWakan(メディワカン)
  2. 価格:無料(全期間の書き出しは、次のバージョンで有料プランとして用意します)
  3. 対応機種:iPhone(iOS 26以降)、Apple Watch(watchOS 26以降。iPhoneのアプリと組み合わせて使います)
  4. 配信地域:日本
  5. App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id6818738511
  6. 紹介ページ:https://wakan-tech.co.jp/mediwakan





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