秋篠宮家の次女・佳子さまは、9月26日から2日間「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」に出席するため、鳥取県を訪問されました。高校生に手話でエールを送り、視覚と聴覚に障害がある人たちとも「触手話」で交流されました。
観光用SL乗車や土鈴の絵付け体験
鳥取空港に到着した佳子さまは、出迎えた市民の歓声に手を振って応えられました。
最初に訪ねられたのは、県の東部を走るローカル線・若桜鉄道の若桜駅。
観光用に保存されている蒸気機関車を見学し、体験乗車されました。
佳子さまが鳴らされた汽笛を合図に、SLがゆっくり動き出します。
30トンあるSLを、手動式の転車台を使って方向転換させる様子もご覧になり、人力で動かしていることに驚かれたということです。
続いて訪れたのは、築100年の古民家を活用した若桜町の工芸館。
伝統工芸品の土の鈴「土鈴(どれい)」の絵付けを体験されました。
用意されたのは、佳子さまの干支にちなんだ、戌の土鈴です。
伝統工芸士の大坪英治さんから手ほどきを受けながら、慎重に目や鼻、口を描かれた佳子さま。「かわいらしい表情にするコツがあるんですか?」などと聞かれていました。
大坪さんは「ちょっと冗談も言いながら、くだけて絵付けができて楽しかったです」と話した。
また、佳子さまの作品の出来栄えには「ばっちりです」と賞賛されました。
「触手話」で交流 高校生と手話で懇談
鳥取市内では、視覚と聴覚に障害のある人たちと面会されました。
「初めまして、私の名前は佳子です。よろしくお願いします。今回、お会いできて大変うれしく思っております。」
佳子さまは手に触れて手話を読み取る「触手話」で交流し、「鳥取県の盲ろう者の皆さまが集まる交流会をされているんですよね。とても大事な活動ですよね」などと伝えられました。
「鳥取盲ろう者友の会 友輪」の村岡信寿理事長は、佳子さまとの交流について聞かれると「手話が大変お上手でよく分かりまして、素晴らしいと思いました」と答えていました。
この日の夕方、「手話パフォーマンス甲子園」の交流会に出席された佳子さま。
大会に参加する高校生に「今までの練習で頑張ったことは何ですか」「一番楽しかったことは何ですか」などと尋ね、エールを送られました。
翌27日、「手話パフォーマンス甲子園」の開会式に出席された佳子さま。
「この後、舞台の上で、心を通い合わせ、全員で力を合わせて、良いパフォーマンスができるよう応援しています」と手話で挨拶されました。
さらに「様々な取組や、本大会を通して、手話や、きこえないこと、きこえにくいこと、自分とは異なる様々な背景や状況に対する理解が深まり、そして、誰もが安心して暮らせる社会になることを、誰もがより幅広い選択肢を持てる社会になることを、そしてこれらがあたりまえの社会になることを強く願っています」と述べられました。

大会では、全国から16のチームが参加し、手話を取り入れた演劇やコント、ダンスなどの
パフォーマンスを披露。

全ての演技を見届けた佳子さまは、高校生の熱演に拍手を送られました。
大会終了後、優勝チームに「お疲れさまでした。1位、優勝おめでとうございます」と手話で伝え、健闘を称えられました。
(「皇室ご一家」10月11日放送)

