JR大糸線の遮断機や警報機のない「第4種踏切」で男子中学生が死亡した事故を受け、長野県大町市とJRが対応を協議しました。住民の理解を得ながら、踏切の廃止を目指す方針です。
10月4日、大町市のJR大糸線の踏切で、中学3年生の男子生徒が特急列車にはねられ死亡しました。
現場の踏切は遮断機や警報器のない、いわゆる「第4種踏切」でした。
北陸信越運輸局によりますと、県内の第4種踏切は2025年3月時点で110カ所と、全国で2番目に多く、2025年度までの10年間に人身事故が15件発生し、3人が死亡しています。
第4種踏切を巡っては2024年、9歳の女子小学生が死亡する事故を受け、群馬県高崎市が全廃する方針を明らかにしています。
大町市でも過去に住民の合意を得て廃止した踏切がある一方、今回の事故現場を含め5カ所がまだ残っていたということです。
今回の事故を受け、10月6日午後、大町市役所で市とJR東日本長野支社が、対応を協議しました。
詳しい内容は明らかにされていませんが、住民の理解を得ながら市内5カ所の第4種踏切の廃止を目指す方針を確認したということです。
大町市・久保田肇 民生部長:
「遮断機がなかったり、警報機がなかったりする踏切なので、危険性をもっと周知していくべきだという認識を持ちました。廃止に向けて住民の声を聞きながら進めていきたい。市民の安全に向けて危険性を取り除く努力をしていきたい」
