10月4日に閉幕したアジア大会。組織委員会のトップである愛知県の大村知事は6日、「世界に向けて愛知・名古屋が発信されたのは最大のレガシーだった」と語りました。
名古屋港を出たイタリアのクルーズ船「コスタ・セレーナ」。アジア大会で選手団の宿泊拠点となったクルーズ船はその役目を終え、7日からの日本一周クルーズのため横浜港へ向かいました。
大村愛知県知事:
「泊まっていただいた国が42カ国かな。こんなにきれいなところで、こんなに楽しいところに泊めさせてもらえるのかと」
6日、閉幕後初の定例会見で、組織委員会トップの大村知事が大会を総括しました。
大村愛知県知事:
「アジアだけではなく、世界中で日本、愛知・名古屋の認知度の変化があった。世界に向けて発信されたことは、私どもの最大のレガシーではないか」
“最大のレガシー”と語る大村知事は、「全ての競技種目で安心安全な大会をやり切ることができた」と振り返りました。
しかし大会では、国歌の取り違えや選手の送迎バスに遅延が相次ぐなど、トラブルも発生しました。
「ノウハウや知識不足があったのか」という質問に対しては…。
大村愛知県知事:
「どれがということは、私は大会会長でありますから控えた方がいいかなと。現場の皆さん全力でやっていただきましたので、全ての皆さまに感謝する、感謝感謝だと」
会長の立場を理由に具体的な言及は避け、一部の報道だけではなく、大会の結果と事実を見てほしいと繰り返しました。
大村愛知県知事:
「報道というよりもSNSかもしれませんが、色々な声があったことは事実ではあるんでしょうけれど。われわれはOCAの皆さんと情報共有しておりますが、ファクト(事実)とリザルト(結果)を見てほしい」
さらに、大会関係者の人数が当初の1万5千人から2千人増えたことについては、OCAに苦言も呈しました。
大村愛知県知事:
「1カ月前ですから、色々な意味での追加とかスケジュールの変更だとか、そういったものが重なってきたことが一番大きかったかなと」
今月18日には、アジアパラ競技大会が開幕。訪れる大会関係者はおよそ4000人と、規模はアジア大会に比べて4分の1ほどで、大村知事は「体制の大きな変化はない」としています。
