様々なトラブルが露呈した今回のアジア大会。組織委員会のトップ・愛知県の大村知事が、初めて自身の見解を示しました。
大村愛知県知事:
「バスの遅れなどについて、ご迷惑をかけたアスリートの皆さんには、率直にこの件については申し訳なかったということを申し上げたい。ただ、その上で日々改善を積み重ね、対応してきたということでございまして」
4日、大会組織委員会の会長として謝罪の言葉を口にした大村知事。大会期間中、選手の送迎バスに遅延が相次いだ不手際について、初めて言及しました。
選手村の建設を取りやめ、宿泊はコンテナハウスやクルーズ船、ホテルに分散。送迎ルートは複雑化し、バスのやりくりが追いつかない事態になりました。
大村愛知県知事:
「毎日600を超えるルートで、競技運営・大会運営の都合、日程の変更なども多々ありましたので。今回の大会運営は、われわれにとって大変大きなチャレンジでありまして、予期しない様々な問題や課題に向き合って対応していく毎日であった」
一方で、競技運営については「支障を生じさせることはなかった」という見解を示しました。
ただ、今大会で露呈したトラブルは、バスに限った話ではありません。
9月18日の男子ホッケーで、韓国の国歌を北朝鮮のものと取り違えて再生するミスが起きるなど、母国のプライドを賭けて戦うアスリートの気持ちに水を差す事態もありました。
海外の選手やメディアから批判も相次いだアジア大会。組織委員会のトップでありながら、期間中、会見の場に座るのは、大会最終日の4日が初めてでした。
大村愛知県知事:
「大会の途中段階で私が申し上げるのではなく、今日この総括のブリーフィングがありましたので。ずっと大会中、走り回っておりました。そして様々な課題にも向き合っておりました。今日、総括のブリーフィングがありましたので、そこで申し上げることにさせていただきました」
ただ、他の出席者の発言もあり、知事が応じた質疑はわずか5分ほど。6日には知事として、3週間ぶりの定例会見に臨む予定です。
