2018年に富山市で2人が殺害された奥田交番襲撃事件で、強盗殺人などの罪に問われている男の差し戻し審が富山地方裁判所で始まりました。
裁判所前から中継です。
島津被告はおよそ5年半ぶりに公の場に姿を見せました。
島津被告は黒色のスーツ、黒色のメガネをかけて、5年前と同じく車いすで入廷しました。
白髪交じりの短髪で、ひげはもみあげまで繋がるほどです。
そして、裁判長から名前や生年月日、住所などを問われても一切言葉を発さず、黙秘しました。どこか一点を見つめている様子でした。
開廷前に裁判所には30の一般傍聴席を求め、278人が並びました。
裁判は予定通り午前10時から始まり、現在は弁護側の冒頭陳述が行われています。
島津被告は冒頭の人定質問に加え、罪状認否にも一切答えず、黙秘しています。
この差し戻し審は「強盗殺人罪」の成立を前提に量刑について改めて審理します。
検察側は一審と同じく「強盗殺人罪が成立する」と主張する一方、弁護側も一審と同じく「殺人罪」と「窃盗罪」にとどまると主張しています。
裁判所が争点の一つとなる島津被告の発達障害・自閉スペクトラム症が事件に影響したかをどの程度認めるかが注目されます。
裁判は午後からも続きます。
